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商品説明
英語の成り立ちの背景には、波乱に満ちた人間とことばの変遷の歴史があった。ケルト民族とゲルマン民族の複合民族国家であり、立憲君主制の国家であるイギリスの国家形成史から、英語の歴史をたどる。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
橋本 功
- 略歴
- 〈橋本功〉1944年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科修士課程修了。文学博士。専門は英語史、聖書の研究。信州大学人文学部教授。著書に「聖書の英語」がある。
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紙の本
シェークスピアのサインある英語史の本
2006/10/16 23:11
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ルアハ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近、この本を購入しました。第1版の2刷(2006.10)です。最初の頁を開くと欽定訳聖書の扉、その次の頁にはシェークスピアのサインの写真があり、好奇心で一杯になりました。次いで内容を見ると、今までにない切り口で、英語史の知識がない者にも理解がしやすい説明がされています。難しいところには理解を助けるために、随所に、図が活用されています。また、他の英語史の本にはない「ローマ字の起源と歴史」、「書体の歴史」、「欽定訳聖書の文字」、最後の章は「聖書の英語」について書かれています。驚くことに、旧約聖書の一章一節が原典のヘブライ語を引用しながら解説されています。初めて見る文字と言語ですが、知識がなくても理解でき、楽しめます。聖書と聖書の英語の関係が平易な言葉で解説されています。この英語史の本には英語史に関わる面白い挿話が多くあります。たとえば、「ジャージーの語源の物語」、「ニューカレドニアの命名者について」、「二人の王の妻になったエマのお話」、「英語とジャンヌダルクの関係」などが面白く解説されています。文学に興味ある人も必見です。