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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.5
  • 出版社: NTT出版
  • サイズ:20cm/275p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7571-6042-2

紙の本

つながる脳

著者 藤井 直敬 (著)

【毎日出版文化賞(第63回)】脳科学はヒトを幸せにできるか? 「つながる」という視点をもたなかったために脳科学が直面している壁を、「つながる」をキーワードにしてどのように...

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つながる脳

税込 2,420 22pt

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商品説明

【毎日出版文化賞(第63回)】脳科学はヒトを幸せにできるか? 「つながる」という視点をもたなかったために脳科学が直面している壁を、「つながる」をキーワードにしてどのように克服していけばいいのかを、著者自身の経験を踏まえて考える。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

藤井 直敬

略歴
〈藤井直敬〉1965年広島生まれ。マサチューセッツ工科大学上級研究員を経て、理化学研究所脳科学総合研究センターにて適応知性研究チーム・チームリーダー等を務める。著書に「予想脳」など。

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評価内訳

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紙の本

「脳から社会を語る」研究。誠実で赤裸々で刺激的な研究者の言葉である。

2010/10/02 15:29

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 わかりやすく説明するというだけとはちょっとちがう雰囲気の、一般向け脳科学の本である。最先端の脳科学研究者の一人がどんな風に考え、研究を進めているのか、具体的な実際の研究説明だけでなくその背景にある考え方や現状の悩みまでが、ある意味誠実に、赤裸々に書かれている。

 言葉は平易だが、最先端の説明もあり、「方法論」「考え方」という形而上学的とでもいっていい内容も入っていて、脳を刺激された。
 著者は脳の社会的な機能の解析を目指している。認識や運動制御など、個体内での脳機能の研究(個々の脳の研究)はめざましく進展しているとはいえ、「他者との関係」の部分はまだまだこれからの分野である。本書の「言葉が平易」なのは、著者も言うように「新しい分野にはまだ専門化した用語が確立していない」せいもあるかもしれない。しかし、著者の「こだわらない、気負わない」人柄も理由のような気がする。最先端の研究、たとえばミラーニューロンの評価などにも直截な批判の言葉が書かれているが、それも真摯な科学者の態度に感じられるて受け入れやすい。わかりやすい例えも多い。
 ただ、「脳科学はヒトを幸せにできるか? 」という設問が最初に立てられていることについては、私的には少し方向を惑わされる感があった。「幸せとは何か」という、これまた複雑な主観的要素の多い問題が入ってくるからである。

 前半は10年ほどの脳科学の急速な進展で見えてきた壁の話である。著者が自らの研究テーマをどう選び、どう進めていこうか悩むところの話は、予算の獲得という生臭い話も含め、「現実の研究者」がとてもよく描かれている。
 壁をどう越えるか、で研究者はみな苦労をしているのだろうが、「壁が見えた」というのは、「前途にはなにがあるのかわからない」初期の状態からそこまで進んだのだ、とも言えるのではないだろうか。
 限界が見えればそれを越える方法も見えてくる。限界が指摘できる、そういう段階に至ったことは喜んでも良いと思う。なんだか相対性理論で物理学の壁を越えた時の物理学の状況を想起させられた。

 著者は個々の神経細胞の記録よりは小規模の集団での活動記録で社会行動の解明を目指している。個々の神経細胞の活動様式の詳細も、全体像の基礎となる重要な知識である。しかし、集団同士の関わりやその結果は、個々の細胞の詳細がわからなくてもわかることはあるだろう。こういった「階層的」な考えも人間は上手く取り入れてここまで知識を広げてきた。社会学や経済学はそういったものの一つと思う。個々の細胞レベルの探求ではないレベルでの脳神経活動・行動研究も、その間の階層の研究としてなくてはならないということではないだろうか。
 これまでの著者の実験、測定データの解析もあるが、よい文と絵でわかりやすい。動物心理学や行動学と近いところに位置した脳科学、ということがよく理解できる。「相手の目の動きから相手の注意の方向を推測するという機能が損傷すると会話が上手く行かない、意思の疎通が悪い、などが起こる」という「共同注視」の話は、やはり目線、眼力という言葉には根拠があるのだと教えられたりもした。
 細胞の集団である脳でも、人の集団である社会でもつながり方には共通性がある、ということも著者の主張の一つであろう。意図的かもしれないが、それを説明する「例え」がかなりあり、「そうかもしれない」と納得させられる。

 あとがきで「最近のぼくの頭の中に溜まっていた、いろいろな妄想や経験をざっくり書き出した」と著者もいうとおり、結論はないが、教科書は本にはのらないような荒削りのヒントがそこここにある。これからなにか研究をはじめたい、と思っている若い人にもとても参考になるのではないだろうか。現在進行形で活躍中の研究者である著者だからこそ書けた、そんな感じもする、実感がこもっていて内容の濃い本である。

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2009/07/04 17:49

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