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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 140件
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  • カテゴリ:中学生
  • 発売日:2011/11/07
  • 出版社: あすなろ書房
  • サイズ:20cm/221p
  • 利用対象:中学生
  • ISBN:978-4-7515-2222-6

紙の本

怪物はささやく

著者 シヴォーン・ダウド (原案),パトリック・ネス (著),池田 真紀子 (訳),ジム・ケイ (イラストレーション)

ある夜、怪物が少年とその母親の住む家に現われた—それはイチイの木の姿をしていた。「わたしが三つの物語を語り終えたら、今度はおまえが四つめの物語をわたしに話すのだ。おまえは...

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怪物はささやく

税込 1,760 16pt

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紙の本
セット商品

あすなろ書房 YA読み物2012新刊セット 7巻セット

  • 税込価格:12,320112pt
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明

ある夜、怪物が少年とその母親の住む家に現われた—それはイチイの木の姿をしていた。「わたしが三つの物語を語り終えたら、今度はおまえが四つめの物語をわたしに話すのだ。おまえはかならず話す…そのためにこのわたしを呼んだのだから」嘘と真実を同時に信じた少年は、なぜ怪物に物語を話さなければならなかったのか…。【「BOOK」データベースの商品解説】

【チルドレンズ・ブック賞(2012年度)】【カーネギー賞(2012年)】【ケイト・グリーナウェイ賞(2012年)】【ドイツ児童文学賞青少年審査員賞(2012年)】ある夜、怪物が少年とその母親の住む家に現れた。それはイチイの木の姿をしていた。怪物が3つの物語を語り終えたら、少年が4つめの物語を話さなくてはならないという…。噓と真実、そして喪失と浄化の物語。【「TRC MARC」の商品解説】

47歳の若さで亡くなったカーネギー賞作家のアイデアを、本年カーネギー賞を受賞し、英国で今、最も注目されるYA作家パトリック・ネスが引き継いで書いた「いのち」の物語。
【商品解説】

著者紹介

シヴォーン・ダウド

略歴
〈パトリック・ネス〉1971年米国ヴァージニア州生まれ。南カリフォルニア大学卒業。99年に渡英。一般向け読み物を出版した後、YA向けのシリーズを刊行。カーネギー賞を受賞。

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みんなのレビュー140件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

相反する心

2012/02/04 13:19

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Tucker - この投稿者のレビュー一覧を見る

13歳の少年、コナー・オマリー。
ある時、彼のもとにイチイの木の怪物がやってくるようになる。

怪物がやってくる時間は、いつも12時7分ぴったり。

夢とも現実とも定かでない世界で、怪物はコナーにこう語りかける。
「これから、おまえに3つの物語を話して聞かせる。そして、その後、おまえが4つめの物語を私に話すのだ。ただの物語ではない”おまえの真実”の物語を」

一体、何が目的か、と問うコナーに対し、怪物は
「質問を間違えているぞ。問題は、私が何を求めているかではない。おまえが私に何を求めているかだ」
と答える。

怪物を呼んだのはコナー自身だという。
コナーの中の何かが、怪物を呼んでしまったのだ。


ちなみに怪物は決まった名前を持っていない。イチイの木の姿をしているのも「この姿が一番ラク」だから。
ただ、最初の方で自ら
「狩人ハーン」
であり
「樹木神ケルヌンノス」
でもあり
「森の番人グリーンマン」
でもある、と名乗っている。

少し調べてみると、それぞれ元が一緒だったりと関係がある神々。
その中の「ケルヌンノス」は冥府の神とされている。

実のところ、怪物は「コナーの真実」を最初から(ある程度まで)知っているような節がある。
怪物=摩訶不思議な技を使う未知の存在、なので「コナーの真実」を知っていても不思議はない、とも考えられるが、「冥府の神」だから、というのも理由の一つとして考えられそうだ。
(「コナーの真実」はこの辺りに関わる内容)

怪物の目的は「コナーの真実」を知る事ではなく「コナーに真実を語らせる事」
怪物のセリフからも想像できるかもしれないが、「3つの物語」は「4つめの物語」を引き出すための「枕」にすぎない。

怪物が語る物語は、どれも一癖ある物語ばかり。相反する気持ちを同時に抱えた者たちの物語、という点では共通している。
ただ怪物自身も相反する心を抱えているという点では一緒。
毒でもあり、薬でもあるイチイの木の姿をしている事がそれを象徴しているのかもしれない。

挿絵も豊富だが、すべて白黒。怪物も含めた「人物」はシルエットのみのため、不気味な雰囲気を醸し出す。


怪物に”おまえの真実”の物語、と言われた時、コナーは心の奥底で、思い当たるものを感じる。

それはコナーにとって、とてつもなく怖ろしい物語。それを語るくらいなら死んだ方がまし、とさえ思えるほどのもの。
ただ、その物語の底には「3つの物語」と共通するものが流れている。ある意味、「3つの物語」は形を変えた「コナーの物語」でもある。

恐怖を乗り越えるために、恐怖と向き合う。
ごもっとも、と思うが、実際にやってみろ、と言われたら、こう即答するだろう。
「謹んでお断りします」

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紙の本

目が熱い

2022/02/08 16:03

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:里沙 - この投稿者のレビュー一覧を見る

素晴らしい物語。
後半からずっと泣いていた
泣きすぎて目が熱い。
胸の内にしまった思いや言葉の行き場をイチイの木が教えてくれる。
白黒のイラストも素敵。
カバーを外した表紙も素敵。
買ってよかった
手元に置いておきたい本。
内容は辛いけど。。。。

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紙の本

ぜひ原書でも読んで

2020/06/25 09:25

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あお - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本語訳では足らず、原書のオーディオブックに手を伸ばしました。また、数年前に舞台化された映像の配信も、最近観る機会がありました。
原書のページが見つけられなかったので、日本語版のレビューに付け加えます。

内容についてはほかのレビューでも触れられている通りですが、原書はさらに凄かった。

コナーと、周りの子どもたちとの緊張した関係、お母さんへの愛情、お祖母さんとのとんがったやりとり、離れて暮らしているお父さんとのやりとりにひそむ葛藤、怪物の圧倒的な存在感、それにもまして、物語の底にしっかりと根を張っている、悪夢。
一つとして無駄な言葉がなく、語られていました。

誰の身にもいつかは起こりうること、でも誰の身に起こったとしても、言葉には簡単に表せないことを、物語を読みながら(聞きながら)コナーと一緒に潜り抜け、辛いけれども、大事なものにたくさん気づけた読書体験でもありました。

日本語版も誰か舞台化してくれないかしら。絶対見に行くのに。

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紙の本

よくあるファンタジーかと思ったら

2016/08/02 18:55

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙のイラストのファンタジックさにひかれて読みましたが、一切甘さのないお話でした。
切なく、悲しく、苦しく、それでいて希望に満ち溢れた物語。
どんな場合でも救いはあるのだと信じたくなるのです。
挿絵も素敵で、いつでも手に取れる場所に置いておきたい本です。

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紙の本

悲しいけれども

2018/08/31 16:23

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る

悲しいけれども、それだけではない物語でした。
怪物がするお話たち、そして本編 よかったです。
わかるなあ。

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紙の本

感想

2016/02/17 20:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る

黒白の絵が恐ろしさを強調している。読み進めるうちに予想はついていたが、やはり結果は嫌な結末だっだ。やるせない気持ちになった。世の中の無常を感じた。

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2011/12/25 13:52

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2012/01/02 01:12

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2012/01/21 13:55

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2012/02/02 21:26

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2012/02/04 13:22

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2012/05/06 14:50

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2012/02/06 18:53

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2012/10/07 09:37

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2012/02/26 05:20

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