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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/11/16
- 出版社: みすず書房
- サイズ:20cm/315,43p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-08653-6
- 国内送料無料
紙の本
例外時代 高度成長はいかに特殊であったのか
現在の低成長が「平常」経済であり、第二次世界大戦後の高度成長期こそが「例外」であるという見方を、戦後史をたどって裏づける。また、カール・シラー、アーサ・バーンズらを細密に...
例外時代 高度成長はいかに特殊であったのか
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商品説明
現在の低成長が「平常」経済であり、第二次世界大戦後の高度成長期こそが「例外」であるという見方を、戦後史をたどって裏づける。また、カール・シラー、アーサ・バーンズらを細密に描写し、経済の実相を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
多くの人が望む高度成長は、ふたたび訪れるのだろうか?
本書は、第二次世界大戦後の高度成長期がむしろ「例外」であり、現状の低成長こそが「平常」経済であるという見方を、戦後史を丹念にたどることで、裏づけていく。
戦後ブームからオイルショックへ、そしてそこから生まれたオイルマネーによる金融危機と政治の右転――1940年代から80年代にかけてのこの巨視的な構図のうえに、西ドイツ経済の黎明期をリードした経済相カール・シラー、FRB議長として1970年代のインフレに対峙したアーサ・バーンズ、OPECを主導したサウジアラビア石油相アハマド・ザキ・ヤマニ、規制緩和を進めたニクソン、フォード政権の米財務長官ウィリアム・サイモンといった、意外な人物を細密に描写することで、一つの原因では説明しつくせない経済の実相が明らかにされる。そこから見えてくるのは、左右を問わない、経済に対する政治の無能な姿だ。
長期的視点で、世界経済を把握するために必須の一冊。【商品解説】
誰もが成長の果実を享受した戦後成長時代。その耀きが失われて久しい。世界的、長期的視点から、戦後経済を《特殊時代》ととらえ直し、定常的停滞経済への回帰をまざまざと描き出したノンフィクションの登場だ。近年注目される「長期停滞論」を背景に、レーガン=サッチャー革命の総括、成長信仰の起原について、読者に再考をせまる一冊。【本の内容】
目次
- はじめに
- 第1章 新しい経済学
- 第2章 魔法の四角形
- 第3章 混沌
- 第4章 揺らぐ信念
- 第5章 大スタグフレーション
- 第6章 ゴールド・ボーイズ
- 第7章 割り当てと愛人と
- 第8章 輸出マシーン
著者紹介
マルク・レヴィンソン
- 略歴
- 〈マルク・レヴィンソン〉エコノミスト、歴史家。専門はビジネスと金融。『エコノミスト』誌の経済学および金融エディターを務めた。著書に「コンテナ物語」がある。
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