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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2012/07/18
- 出版社: みすず書房
- サイズ:20cm/239p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-07700-8
紙の本
そこに僕らは居合わせた 語り伝える、ナチス・ドイツ下の記憶
著者 グードルン・パウゼヴァング (著),高田 ゆみ子 (訳)
グードルン・パウゼヴァング『そこに僕らは居合わせた』(高田ゆみ子訳)は、十代の少年少女の目に映ったナチス・ドイツの時代を伝える、20の物語を収めます。副題は「語り伝える、...
そこに僕らは居合わせた 語り伝える、ナチス・ドイツ下の記憶
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商品説明
グードルン・パウゼヴァング『そこに僕らは居合わせた』(高田ゆみ子訳)は、十代の少年少女の目に映ったナチス・ドイツの時代を伝える、20の物語を収めます。副題は「語り伝える、ナチス・ドイツ下の記憶」。その物語はどれも、心の痛みをおして、戦後60年をへて、ようやく語りだされたものなのです。
十代といえば、もっと幼かった子どもたちとはちがって記憶はじゅうぶんにあります。感受性豊かで、しかし戦争に直接には加担しない年齢です。その世代の普通のドイツ人の証言は、これまでほとんど明らかにされてきませんでした。
ちょうど孫の世代にあたる今の子どもたちに向けて、ひとり語り始められる物語もあれば、学校で習ったナチスの時代の史実を問いただす子に答えて始まる物語もあります。あのとき私たちはそこにいた、ドイツのどこにでもある町や村で、両親や祖父母や、おじにおば、学校の先生や隣家のひとたちに囲まれて暮らしていた……
20篇のひとつひとつは、たいへん短い物語です。今ちょうど十代の日々をおくる中学生、高校生のかたたちに、ぜひ読んでいただきたいと思っています。そして大人のかたには、もうすこしちいさい小学生くらいの子どもたちに向けても、お話をきかせてあげていただけたらと心からねがっています。
ナチスの支配下、全体主義の狂気に「普通の」人びとがのみこまれてゆくさまを、少年少女の目を通して描く。17歳で終戦を迎えた著者の体験や実際に見聞きしたエピソードから生まれた、20の物語を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
スープはまだ温かかった | 1−9 | |
---|---|---|
潔白証明書 | 10−26 | |
九月の晴れた日 | 27−33 |
著者紹介
グードルン・パウゼヴァング
- 略歴
- 〈グードルン・パウゼヴァング〉1928年ボヘミア東部(現チェコ)生まれ。小学校教諭として教えるかたわら、80冊を越える本を著した。著書に「最後の子どもたち」「みえない雲」など。
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