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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2012/09/04
- 出版社: ポプラ社
- サイズ:19cm/126p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-591-13089-6
紙の本
震える学校 不信地獄の「いじめ社会」を打ち破るために
著者 山脇 由貴子 (著)
なぜいじめが繰り返されるのか? なぜ学校は隠すのか? 児童相談所の心理司、学校改革のアドバイザーとして活躍する著者が、いじめを生み出す「不信の構造」にメスを入れ、健康な学...
震える学校 不信地獄の「いじめ社会」を打ち破るために
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商品説明
なぜいじめが繰り返されるのか? なぜ学校は隠すのか? 児童相談所の心理司、学校改革のアドバイザーとして活躍する著者が、いじめを生み出す「不信の構造」にメスを入れ、健康な学校を取り戻すための具体的な方法を示す。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
山脇 由貴子
- 略歴
- 〈山脇由貴子〉1969年東京生まれ。横浜市立大学心理学専攻卒。東京都児童相談所・児童心理司。著書に「教室の悪魔」「職場であなたを困らせる病的人格者たち」「大人はウザい!」など。
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著者/著名人のレビュー
クラスの全員から「いじめ」られている担任
ジュンク堂
クラスの全員から「いじめ」られている担任。「暴力」「わいせつ」という身に覚えのない冤罪で子どもたちから集中告発を受ける教師。朝から晩まで保護者からの苦情処理に追われる学校。クラス全員によるあからさまないじめも放置、時にはそれに加わる教師。
本書で報告されているのは、例外的な事例である、と思いたい。しかし…、おそらくは氷山の一角と見た方がよいだろう。学校は、教育の場という大義名分に守られた聖域=隠蔽の許されたブラックボックスだからだ。
大人への強い不信感ゆえに、子どもたちが一致団結して隠す。いじめている側だけではない。被害者もまた、いじめの事実を必死に隠す。一方、学校側も、「教員がいじめの被害に遭っていたなんて、恥ずかしい」「こんなことを報告したら、管理能力がとわれるだろう」と、いじめの存在を隠す。問題として認めたくないだけだ。認めなければ「問題はなかった」ことになる。
子どもが問題を起こすのは、SOSの発信だ。それは、大人社会が何らかの問題を抱えている時に発せられる。まず大人社会を見直し、保身のための隠蔽をやめ、教師と親、子供の間で情報を公開しあい、共有することから始めるしかない。