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紙の本 |
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- 税込価格:19,030円(173pt)
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商品説明
終末論が囁かれる荒廃した世界で孤独な女性のもとに現れたのは、言葉を話す不思議な赤毛のサルだった—ひとつ屋根の下、奇妙で幸せな一人と一匹の“ふたり暮らし”がはじまる。壊れかけた世界で見える、本当に大切なものとは—不条理で切ない絆を描き出す寓話ミステリー。【「BOOK」データベースの商品解説】
終末論が囁かれる荒廃した世界で、孤独な女性のもとに現れた、言葉を話す不思議なサル。ひとつ屋根の下、奇妙で幸せな「ふたり暮らし」が始まるが…。不条理で切ない絆を描く寓話ミステリー。『asta*』連載に加筆・修正。〔「わたしのノーマジーン」(ポプラ文庫 2013年刊)に改題,加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
初野 晴
- 略歴
- 〈初野晴〉1973年生まれ。2002年「水の時計」で横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。ほかの著書に「初恋ソムリエ」「空想オルガン」など。
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書店員レビュー
不穏な影をチラチラと...
ジュンク堂書店ロフト名古屋店さん
不穏な影をチラチラと見せながらも、奇妙なひとりと一匹が幸せな感じになっていたところで、賊徒からもたらされた真実は重く受け入れがたいものであった。最終章、並べられた栞、語られるリュックの中身、小さなポシェット、シズカの最後のセリフが聞けたとき安堵の涙が・・・。
店長 石本