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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.5
  • 出版社: ポプラ社
  • サイズ:19cm/265p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-591-09783-0

紙の本

あやつられ文楽鑑賞

著者 三浦 しをん (著)

文楽観劇のド素人であった著者がいかにしてこのとんでもない芸能にはまっていったか。演者への取材や実際の公演の鑑賞記等、文楽の楽しみをあまさず紹介。笑い、ツッコミ、ときに涙し...

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あやつられ文楽鑑賞

税込 1,760 16pt

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商品説明

文楽観劇のド素人であった著者がいかにしてこのとんでもない芸能にはまっていったか。演者への取材や実際の公演の鑑賞記等、文楽の楽しみをあまさず紹介。笑い、ツッコミ、ときに涙しながら日本がほこる伝統芸能の魅力に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

三浦 しをん

略歴
〈三浦しをん〉1976年東京生まれ。「まほろ駅前多田便利軒」で第135回直木賞受賞。他の著書に「三四郎はそれから門を出た」など。

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みんなのレビュー68件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

知らない世界、というのは面白い。でも、古典、ていうのは結構限界があります。知ったかぶるつもりが無いので、はあはあ、そんなもんすか、で読んじゃうんですが、三浦も観劇中に睡魔に襲われることを素直に告白。気軽に読みましょう

2007/08/15 18:38

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

あいかわらず絶好調のポプラ社の大人向けの本、その素適な装丁は木庭貴信(オクターブ)。それにしても、このソフトカバー本のデザインの切れ味は立派。まず写真のレイアウトが抜群で、普通なら日の丸を連想させて私をゲンナリさせる白地に赤い円が、なんとも美しい。円の縁に沿って白抜きの字を配すると、歯車、いやLP?なんともレトロでモダン。

そのレイアウトもですが写真がいい。なんと、この手の本には珍しく、前書きが口絵写真と合体しています。で、この紙質が素適。マットで、色がしっとり紙に馴染んで手にした感じが抜群。それは本文の紙質にも言えて、高級ではないけれど親しみやすい。パサつかず薄過ぎず厚過ぎず。多分、十年経ってもこの感じは変わらないだろうな、って思わせる。

初出がないのは書き下し?と思っていると、十五章に「文楽を見ては、毎月の連載で嬉々としてレポートしてきた私ではあるが」と書いてある。ま、そうだろうな、とは理解できるものの、この本のどこを探しても、初出についての記載がありません。何か隠された意図があるのかもしれませんが、出版文化的観点からは、やはりそこらのけじめはしっかりして欲しいものです。

それから、私がいつも気にする「文楽」って「人形浄瑠璃」と似てない?って思う人に、三浦は、まえがきで

「文楽は人形浄瑠璃ともいう。本書でも二つの呼び名を併用しているが、実体は同じだ。「明治時代に文楽座という人形浄瑠璃の一座があり、それ以降、義太夫で語られる詞章とともに人形をあやつる「人形浄瑠璃」という芸能は、「文楽」とも呼ばれるようになった」とか、そういうややこしい話はどうでもいい。」

と学校の試験官の神経を逆撫でするようなことを書いています。古典音痴の私としては三浦に軍配。七めんどくさい御託を並べて、勉強嫌いを作り出すのが、旧態依然たる教育関係者。でもね、本だって音楽だって、受け手があってこそナンボ。鑑賞されない古典なんて、存在しないと同じこと。あんたらが読書離れを加速させてんじゃイ!

まえがき ・・・・・・1

一章 鶴澤燕二郎さんに聞く :鶴澤燕二郎、竹澤宗助で『妹背山婦女庭訓』
二章 桐竹勘十郎さんに聞く :桐竹勘十郎に教わって三人遣いに挑む
三章 京都南座に行く :三世吉田蓑助で『本朝廿四孝』
四章 楽屋での過ごしかた :五世鶴澤燕三で『染模様妹背門松』
五章 開演前にお邪魔する :鶴澤燕二郎、桐竹勘十郎で『源平布引滝』
六章 『仮名手本忠臣蔵』を見る :吉田和生で『仮名手本忠臣蔵』
七章 歌舞伎を見る :五代目中村時蔵、片岡孝太郎、六代目片岡愛之助で『義経千本桜』
八章 落語を聴く :CDで二代目桂枝雀、五代目古今亭志ん生、六代目三遊亭円生の『寝床』
九章 睡魔との闘い「いい脳波が出てますよ」 :七世竹本住大夫で『伽羅先代萩』
十章 『桂川連理柵』を見る :登場する長右衛門について
十一章 内子座に行く :五世吉田文吾、吉田文雀で『菅原伝授手習鑑』
十二章 『女殺油地獄』を見る :国立劇場の『女殺油地獄』
十三章 『浄瑠璃素人講釈』を読む :竹本摂津大掾の『浄瑠璃素人講釈』の読書
十四章 豊竹咲大夫さんに聞く :豊竹咲大夫、八世竹本綱大夫、十世竹澤弥七、豊竹山城少掾、豊竹咲甫大夫、吉田玉男で、『国性爺合戦』など
十五章 襲名披露講演に行く :五世野澤錦糸で、『ひらかな盛衰記』

あとがき 

ボリューム的に多いのが、六章 『仮名手本忠臣蔵』を見る、と、十二章 『女殺油地獄』を見る、です。忠臣蔵の大嫌いな私ですが、三浦はありきたりの反応を見せません。ま、原作がそうなんだから、と登場人物たちの愚か振りを皮肉ったり、一喝したり。それも愛情たっぷりに。

それから、個人的に思ったのが、三浦の語り口がシーナさん化していることではないでしょうか。たとえば162頁

「ちょっと待った!!「浮気は男の甲斐性」という理屈もすごいが、「おやま狂ひ」ってのはなんなんだ! 長右衛門は女だけじゃなく、男もいけるクチなのか! と思ったら、上方では遊女のことを「おやま」というんですって。ふー、驚かせやがるぜ。」

には、わかるけれどここまで砕けなくても・・・と思わず呟いてしまうほど。

で、意外性で行くと、八章 落語を聴く、九章 睡魔との闘い、十一章 内子座に行く、あたりが面白い。なんだかだ、いい訳してますが、完全に落語楽しんじゃってますし、古典鑑賞中の爆睡については、もう主題よりは弁解が多いし、愛媛の内子座の様子は、古典芸能というよりは田舎芝居。ま、それが親しみを覚えさせる一因ではあります。

で、最も面白かったのは、十章 『桂川連理柵』を見る、ですね。いい歳したおじさん長右衛門が若い女の子をたらし込む、その様子が実に現代的で、やっぱり可哀想なのは、お半です。妻もある30代後半の男と14歳の少女との不倫、いや今なら援交?そこがちょっと違う。ちなみに私と夫は13の年の差。次女が学校で話題にしたそうですが、17歳の女子高生の反応は

「13歳離れてるってことは、私たちと30歳のオジサン?それってやっぱり犯罪でしょ」「そうかな、私ならギリギリいけると思うけど」などなど。でも、長右衛門とお半は20以上も離れているし、年の差だけじゃなくて、お半14歳です。なぜお半が年上の男に惚れたか、けっこうえげつない分析をしているところは三浦らしい。ちなみに、私が13歳年上の夫と知り合ったのは、私が看護婦になりたての22歳の時でした、はい。

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紙の本

「文楽・愛」に満ちた一冊。三浦しをんのツッコミにも注目!

2007/05/30 20:34

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:katu - この投稿者のレビュー一覧を見る

『舞台裏おもて』などを読むにつけ、「文楽」観に行きたいなあと思っていたところだったので、私にとっては「まさに」のタイミングでの刊行だった。

内容も、単に「文楽観てきましたよ〜」というレポートに留まらず、三味線さん、人形さん、太夫さんの楽屋を訪れてインタビューしたり、文楽と同じ演目の歌舞伎を観に行ったり、文楽を題材にしている落語を聴いたり、三味線さんの襲名披露公演に行ったりと実にバラエティに富んでいる。

一方で、演目をじっくり紹介して、登場人物の心情を考察している回もある。「女殺油地獄」では主人公が殺人を犯すに至るまでの心情を事細かに推理し、「仮名手本忠臣蔵」では現在の常識からは考えられない登場人物たちの行動にツッコミを入れまくる。このツッコミが実に鋭くて笑える。例えば、こんな感じ。

「おいおいおいおい! もうツッコミ疲れたよ。勘平、おまえちょっとそこへ座れ。間違ってひとを殺しちゃったんだぞ? それなのに、介抱するでも恐れおののくでもなく、財布を奪って逃げるってのは、いったいどういう了見だ。おまえはそれでも武士か!」

「文楽・愛」に充ち満ちた一冊だ。「文楽なんて興味ない」という人も、この本を読めば観に行きたくなっちゃうんじゃないかなあ。私なんてもう観に行きたくて行きたくて堪らない。ちょうど東京公演が終わって、夏は大阪へ行ってしまう。いっそ「文楽観に大阪まで行くか!」とさえ思っちゃったよ。

k@tu hatena blog

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2007/09/01 16:15

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