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紙の本
革命論 マルチチュードの政治哲学序説 (平凡社新書)
著者 市田 良彦 (著)
政治が管理技術に成り下がり、価値判断をしなくなった時代に、「正義」を振りかざすだけでいいのか? 「政治にはふれないことが政治」は本当か? 到来する自由のために、ポストモダ...
革命論 マルチチュードの政治哲学序説 (平凡社新書)
革命論
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商品説明
政治が管理技術に成り下がり、価値判断をしなくなった時代に、「正義」を振りかざすだけでいいのか? 「政治にはふれないことが政治」は本当か? 到来する自由のために、ポストモダン以降の西洋哲学の重要課題を論じ尽くす。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
市田 良彦
- 略歴
- 〈市田良彦〉1957年兵庫県生まれ。京都大学経済学部卒業。神戸大学大学院国際文化学研究科グローバル文化専攻教授。専門はフランス現代思想。著書に「アルチュセールある連結の哲学」など。
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紙の本
革命とは何か?
2021/11/22 17:26
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投稿者:いけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大きな政府、小さな政府、自由主義、新自由主義、福祉国家、等々政府がどこまで主体としての国民に介入してよいのか?果たして「政治」の範囲はどこまでなのか?本書は、国家の例外状態として「革命」を、その「革命」からいかにして「政治」を説明できるのか?という主題で書かれている。
印象的なのは、「統治しすぎると、統治していないのと同じである」という逆説的だが、なぜか納得できる文章である。その「間」に「政治」が存在するのだろうか?
本書は2011年の東日本大震災と原発事故を経験した後に書かれており、その当時の政治が無力化していたことが、今振り返ってみてもやはり納得できるものだと、改めて感じさせた。