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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2021/10/22
- 出版社: フレーベル館
- サイズ:20cm/319p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-577-04944-0
紙の本
赤い糸でむすばれた姉妹 (フレーベル館文学の森)
著者 キャロル・アントワネット・ピーコック (作),日当 陽子 (訳)
国際養子縁組で渡米した少女ウェン。だが、中国に残した親友のことが心から離れなくて…。中国の伝説「赤い糸でむすばれた姉妹」である親友の養子縁組に奔走しつつ、家族の愛を求める...
赤い糸でむすばれた姉妹 (フレーベル館文学の森)
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商品説明
国際養子縁組で渡米した少女ウェン。だが、中国に残した親友のことが心から離れなくて…。中国の伝説「赤い糸でむすばれた姉妹」である親友の養子縁組に奔走しつつ、家族の愛を求める少女の心の動きを細やかに綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
主人公は11歳の中国人の少女、ウェン。幼少期に親に捨てられた彼女は、養護施設で育つ。寂しい生活の中での唯一の支えは親友のシューリンだった。ウェンがアメリカ人夫婦の養子になることが決まったとき、ウェンは喜ぶが、同時にシューリンのことを心配する。シューリンはウェンよりひとつ年上で、片足が不自由な為か、養子縁組の話がないのだった。「わたしがシューリンの家族をアメリカで見つけるからね!」とシューリンに言って別れ、アメリカに渡ったウェン。新しい服、十分な食べ物、学校へ通うこと、誰かの娘になること。すべてが待ち望んでいたことのはずなのに、ウェンはなかなか新しい環境に慣れることができず、新しい母の愛を素直に受け入れることもできない。頭の中は、中国に残してきたシューリンのことでいっぱいだった。シューリンの新家庭探しに奮闘するウェンだが、国際養子縁組は14歳未満とする、という中国の法律の壁が立ちはだかる。シューリンの14歳の誕生日のカウントダウンが始まるなか、中国の伝説、赤い糸でむすばれた「姉妹」は、伝説の通りに再び会うことができるのか?
ウェンが新たな地で愛情を実感できるまでをいきいきと描き、後半は親友の国際養子縁組の成否をスリリングにつづる、読み応えある作品。【商品解説】
著者紹介
キャロル・アントワネット・ピーコック
- 略歴
- 〈キャロル・アントワネット・ピーコック〉作家、心理学者、精神療法士。
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