瞑る花嫁 柚木春臣の推理

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ユキ(柚木)、タカシ、徹はアルバイトで山梨の旧家を訪れた。稀代の好事家・河原崎憲明が遺したのは、男女一対の骸骨を王と女王に戴く“驚異の部屋”と身元不明の美少女だった。遺産を巡る争いの中で起こる奇怪な殺人事件。因縁がさらなる因縁を呼び、怨念が新たな怨念を呼ぶ!時を超え、死者がチェンバロを奏でるとき、ユキの眸が金茶色に光る（「ＢＯＯＫ」データベースより）

初・五代作品。
読み始めてすぐ、「あれ？これ何かの続編？」と思いましたが、特に前作にあたるものは出版されていないんですよね。
の割に、ユキとタカシの過去や、徹との出会いとなった事件などがほのめかされて・・・。
しかもその割合がかなり多い。
ほんのりほのめかす程度なら「これから過去についても明らかになっていくのね、楽しみ♪」という気持ちにもなるのですが、こうまで思わせぶりにページ数使って書かれてしまうと、逆に鼻につきます。
オチも割とわかりやすいなぁ。
続編多分出ると思うけど、読むかなぁ、どうしようかなぁ。

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いや、うん。面白くなかったわけじゃないんだけど、なんというかミステリ推理物のつもりで読んだら肩透かし喰らった感じだったので･･･。これは推理小説と呼んだらダメだろ。読者に材料があまり提示されないまま、主人公格だけが「僕だけ知ってる資料があって、全部わかってます」というような種明かしは好きではないです。シチュエーションとか人物設定とかは好みでした。でもこれシリーズなのかな？思わせ振りなシーンや描写が沢山あるのだけれど、ちょっと物語りに入っていくには余分というかうっとおしかったです。

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何かの続編？冒頭から登場人物の書き方が前作ありきな感じ。あちこち思わせぶりな文章もあった。推理は都合よすぎたけど設定は嫌いじゃないので他にシリーズがあるなら読んでみたい。表紙のイメージはちょっと違うかな・・・。

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思っていたより読みやすかったです。
怖いのかと思ったらそうでもなく。
でもなんか、しっかりミステリーではあったかなと。
やはりカリスマがいると読みやすいよね本って（←私だけ？）

犯人にびっくりしましたが、それ以外はなんとなく推理させてくれる感じでした。

結構こういう世界観好きなので、ぐんぐん読めてしまった。
これ、シリーズなんですよね？
他も読んでみたいなぁ。

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大元の事件の間に柚木さんの過去の話が挟んである。
最初は構成がよくわからなくて混乱したけど、読み進めていくと面白くてさくさく読んだ。
柚木さんと双海さんの出会い、柚木さんたちと徹くんの出会いを続編で書いてほしい！

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ユキ(柚木)、タカシ、徹はアルバイトで山梨の旧家を訪れた。稀代の好事家・河原崎憲明が遺したのは、男女一対の骸骨を王と女王に戴く“驚異の部屋”と身元不明の美少女だった。遺産を巡る争いの中で起こる奇怪な殺人事件。因縁がさらなる因縁を呼び、怨念が新たな怨念を呼ぶ!時を超え、死者がチェンバロを奏でるとき、ユキの眸が金茶色に光る。

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途中、音楽の話が出てきて、ピアノをやっていた自分としては、とても楽しく読むことができました。物語の世界の情景が容易に目に浮かんできて、読んでいて面白かったです。登場人物の名前が似てる人(親子)がいて、どっちがどっちのことだかわからなくて、理解に時間がかかってしまいました。