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商品説明
江戸は深川、親分の跡を継いで岡っ引きたらんとする北一が、相棒・喜多次やおかみさんの力を借りて成長し、事件を解決していく謎解き×怪異×人情の捕物帖シリーズ、第1弾。月刊文庫『文蔵』連載を加筆・修正し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
宮部みゆき、久々の新シリーズ始動! 謎解き×怪異×人情が味わえて、著者が「生涯、書き続けたい」という捕物帖であり、宮部ワールドの要となるシリーズだ。
舞台は江戸深川。いまだ下っ端で、岡っ引きの見習いでしかない北一(16歳)は、亡くなった千吉親分の本業だった文庫売り(本や小間物を入れる箱を売る商売)で生計を立てている。やがて自前の文庫をつくり、売ることができる日を夢見て……。
本書は、ちょっと気弱な主人公・北一が、やがて相棒となる喜多次と出逢い、親分のおかみさんや周りの人たちの協力を得て、事件や不思議な出来事を解き明かしつつ、成長していく物語。
北一が住んでいるのは、『桜ほうさら』の主人公・笙之介が住んでいた富勘長屋。さらに『<完本>初ものがたり』に登場する謎の稲荷寿司屋の正体も明らかになるなど、宮部ファンにとってはたまらない仕掛けが散りばめられているのだ。
今の社会に漂う閉塞感を吹き飛ばしてくれる、痛快で読み応えのある時代ミステリー。【商品解説】
親分の跡を継いで岡っ引きたらんとする北一が、相棒・喜多次や親分のおかみさんの力を借りて成長し、事件を解決していく新シリーズ。【本の内容】
目次
- 第一話 ふぐと福笑い
- 第二話 双六神隠し
- 第三話 だんまり用心棒
- 第四話 冥土の花嫁
収録作品一覧
ふぐと福笑い | 7−59 | |
---|---|---|
双六神隠し | 61−133 | |
だんまり用心棒 | 135−245 |
著者紹介
宮部みゆき
- 略歴
- 〈宮部みゆき〉1960年東京生まれ。「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞、「理由」で直木賞、「名もなき毒」で吉川英治文学賞を受賞。
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紙の本
新シリーズも外さない、宮部みゆき作品って相変わらず面白いです。
2023/07/27 17:34
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
「きたきた」は、北一と喜多次のことかと途中で気づき、このシリーズは、現代の刑事ものや探偵ものにある「バディ」物語を江戸捕り物帖で展開するつもりなんだっ!と思いいたる。2人の「きた」は、まだ若者で、北一は幼少の頃に母に捨てられ、育ててくれた岡っ引き親分も物語の冒頭、ふぐに中って亡くなっている。喜多次はもしや忍者の末裔?...いや、まだよくわかりません。本作は、そう言ってしまうには充実しまくりの物語だが、まだプロローグ。読み終わったはしから、続きを早く読みたいですっ!
紙の本
「茂七の事件簿」とのつながりがありそう
2023/04/02 15:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
頼りない主人公だが、周りの人たちに助けられながら謎解きに取り組む。
主人公の仕事にこんなものがあるのか、と江戸時代の風景を想像する。
「茂七の事件簿」で出てくる謎の屋台のオヤジらしき話がちらほら出てきて関連を考えてしまう。
紙の本
面白い!
2020/06/25 06:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nako - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった!北一と喜多次、二人の「きたさん」の捕物、これからの展開が楽しみです。それから、「初ものがたり」に出てきた謎のいなりずし屋台の親爺のことが、最後に出てきました。喜多次さんとのつながり、一族の正体などの謎解きも楽しみです。
紙の本
「朱房の文庫でござぁい!」役者は出そろいました。
2020/07/21 10:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代ミステリー小説。十六歳の北一は亡き千吉親分を目指し、今日も文庫売りに孤軍奮闘。北さんの人柄と生真面目さが人を引きつけ、たくましく成長していく。「親分、どう思いますか。親分ならこいつらをどうします?」一人前の岡っ引きになるまで、応援したい。きたさんの成長に、目は不自由でも全てお見通しのおかみさん、富勘・おかみさんの掛け合いがいい味出してる。いささかもっさりした感はあるものの、江戸の小気味良さもあり。江戸の怪異に驚く滑稽さもあり。「ぼんくら」の政五郎親分が出てくるのもわくわく。最後まで読んで、タイトルの意味がわかる。
紙の本
読み終わって気付いた
2022/02/15 11:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
きたきたの意味に。
まだまだ謎が多いですね。
北さん、16歳か。
若いなあ。
新シリーズということで、これからが楽しみです。
紙の本
宮部みゆきさんの時代モノ新シリーズ!
2021/08/06 08:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮部みゆきさんの時代モノ新シリーズ!主人公の北一は頼りないながらも等身大・自然体の魅力があり、北一を支える実力派メンバーにも惹きつけられます。科学捜査がない時代設定だからこそ、五感を研ぎ澄ませた推理を堪能できますね。
紙の本
リンク!
2020/12/07 13:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
「初ものがたり」をはじめとする茂吉親分シリーズや「桜ほうさら」もリンクしていて嬉しい作品。
一番読み応えがあったのは「だんまり用心棒」。
主人公北一と同じくきたさんな喜多次が登場。この喜多次、もしかして…。
頼りになるおかみさん、癖のある差配さん、話のわかる用人、うしようもないおたま。
北一の今後が楽しみ。
紙の本
始まりの一冊
2020/11/15 19:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんていえばいいんだろう。安心して読める本。主人公の北一が、周辺で発生するトラブルを解決していく4つの連作短編もの。一つ目の福笑いの話は少し怖くて、三島屋シリーズにもできた内容ではと感じました。だんまり用心棒の喜多次がいい!4話読み切って、おかみさんもいいし、新兵衛もこれからいいアジ出しそうで、北一もいよいよ自ら商売!ようやく役者が揃ったというところ。次作以降が楽しみです!
紙の本
たぶん続編が出るはず
2021/07/03 09:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
岡っ引きの下っ端だった北一が、岡っ引きの死後、文庫売りをしながら岡っ引きの未亡人にヒントをもらいつつ謎解きをし、成長していく話。途中で喜多次という正体不明で出来る男が出てきました。今後、彼とコンビを組んで活躍していくのではないかと思います。北一と喜多次で「きたきた」という題名なんですよね。続編も楽しみ。
紙の本
★三つは「損はないしためになる」ですが、損はありませんが為にはなりません(あんまり)
2020/07/09 10:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハマさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
広告宣伝の文句とはわかっていても「私がずっと書きたかった」なんて腰巻に書かれていると「これは読まんといかんかな」と思ってしまう私です。
宮部みゆきさんはなぜか私はあんまり読まないのです。ただ、宮部さんがいしいひさいちのファンだということ、ののちゃんの同級生の少年探偵ミヤベくん(わからない人は無視してください)はお好きですので、なんとなく親しみは持っています。
で、本作ですが、主人公北一が好感の持てる人物設定にできていて、わきを固める人物もしっかり性格付けが出来ていて、個性的に描かれています。ストーリーもしっかりしていて読ませます。肩が凝りません。すいすい読めます。読み物としてはよくできていると思います。ただ、もう一人の主人公(多分)と思われる喜多次は本作まででは正体不明で、ご都合主義的に作られているように思うのは私だけでしょうか。これはシリーズになるようですので、今後喜多次の人物像も作りこまれていくのだとは思いますので、期待したいです。魅力的な脇役の欅屋敷の人々の活躍にも期待が膨らみます。
こういっては何ですが、中身はありません。あんまり。楽しくスイスイ読ませるところを買いたいです。★三つ(損はない)としました。(為にはあんまりなりません。)