紙の本
『すごい立地戦略 街は、ビジネスヒントの宝庫だった』
2017/04/29 21:01
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんな場所に店を出したら儲かるか
なぜあの店はあんなに儲かっているのか
ロードサイドの店舗に実例をさぐり
コンビニ業界、飲食店の攻防を読み解き
実際に出店を考える際のリアル・ルールをまとめる
著者は
店舗展開の戦略立案から実行支援までを手がけるコンサルタント
本書を読んで街を歩くと違った景色が見えてくる
電子書籍
実務担当者からすると浅く感じる。
2017/08/09 15:41
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投稿者:ビジネス読書 - この投稿者のレビュー一覧を見る
筆者は立地戦略コンサルの代表ですので、本当のノウハウの部分は企業秘密なのでしょう。
立地の重要性は伝わってくるのですが、ではどうしたらいいのか、という解を得るのは難しいです。
まあ、それはコンサルを依頼してください、ということなのでしょうが。。
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立地戦略に関して、コンビニ業界(セブン、ローソン、ファミマ)等を用いて説明している。
①東京(駅が栄えている)と地方は異なる
②人が多い所に出店していくべき
③顧客誘導施設になりショッピングセンター等に入りこむ
④大学周辺(長期休み)、ビジネス街(休日・平日夜)、スタジアム(試合ない日)に注意する
などさまざまなテクニックが詰まっている。
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タイトルが「立地戦略」であり、本文でも立地戦略の重要性について、再三にわたって指摘しているが、「立地戦略」自体についての具体的な解説は全体の5分の1程度である。立地の話をきっかけに、業態戦略、ブランド戦略、商品戦略、店舗作り・フォーマットなど、「出店戦略」全般について書かれている。
「立地」について期待しすぎると、がっかりするかもしれないが、店舗の出店にあたり、考えるべきことについて、多くの示唆が得られる。
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立地の重要性について開設した一冊。
これまであまり読んだことのない内容だったので、京無深く読めました。
店選びの際は、立地に大きく影響されていることに改めて認識されました。
特に、行きつけのお店に通う理由の第一位が立地が便利だということであり、味やサービス、お得さ、値段といった要素よりも多かったというのは、印象的でした。
売上要因
ー立地要因
-商圏因子:マーケット規模、商圏の質、ポイント規模
-競合因子:自社競合、他社競合
ー商圏要因
-立地因子:顧客誘導施設、認知性、導線
-構造因子:建物構造、アプローチ
<目次>
第1章 ロードサイド、人間心理を読んだ戦略の宝庫
第2章 出店争いの最前線!群雄割拠のコンビニ業界に学ぶ
第3章 激戦!栄枯盛衰の飲食店、その立地戦略とは
第4章 出店戦略が必要ない!?立地にこだわらない業態
第5章 地域・街・駅、立地戦略に必要な鳥の目・虫の目
第6章 これだけは押さえたい、立地にまつわる実践知識
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何気なく見ていた街の見方が変わる一冊。
普段何気なく使っているコンビニや飲食店などの立地が実は奥が深いことに気づいた。
また、曜日や時間帯によって変わる人々の行動等、様々な視点から分析された結果の出店だとわかる。
業態や地域等、いろいろなことを考えながら今後の街眺めを楽しみたい。
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流通全般の成長支援プロジェクトを請け負う会社の著者による著作。立地に関する、各企業が取り組む意外な戦略がたくさん紹介されていて楽しめた。以下、印象に残った部分。
店舗立地の「売上要因」には、「立地要因(立地因子・構造因子)」と「商圏要因(商圏因子・競合因子)」がある。つまるところ、「どんな商業圏で、どんな競争相手がいて、どんな場所に、どんな構造の店舗を構築するか」というのが立地戦略ということだ。
セブンイレブンは物件を狙い撃ちで出店する。ローソン・ファミマはそこまでしない。不動産会社の紹介で出店する。セブンイレブンは目当ての物件が空いていなかったら道を挟んで向かいに出店し、空いたらそこを潰して引っ越すという荒業まで使って目当ての物件に出店する。
モンテローザなど、色々な業態を持つ企業は、テナントで入るときに色々な要求に即座に答えられるメリットがある。「あれ?ここ全部モンテローザじゃん」はだから起こる。
ショッピングモールは「2核1モール」。ショッピングセンターとホームセンターを端に配置し、モールでつなぐ。ショッピングモールをひとつの商圏と見るやり方。これからショッピングモールに行くときは注意してみよう。
出店で注意すべきは平均年収ではなく、まず人口!心配しなくても人口があればお金持ちはちゃんといる。まず着目すべきはとにかく人口!
個人的にはコンビニの店舗数4万6000、歯科医院6万8000、美容院23万という数字でびっくり。確かにどこに行っても歯医者と美容院はあるかも。顧客は「近くにあって便利」を何を置いても重視するから、これだけの数が出店できるんだろうなあ。
勉強になりました!
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ロードサイド、運転者の入りやすさ・停めやすさ・看板。コンビニ業界、街のニーズに合わせたローソン・場所ありきのセブン・ガテン地域のポプラ。飲食店、街の性質・昼と夜・立地・チェーン店。顧客誘導施設やオンリーワンの強み。立地戦略には鳥の眼と虫の眼。
よく聞くブランドが出てきて、知ってるつもりだったところに、なるほどが加わって楽しく読めました。利用者オンリーの立場だからかもしれないけれど。
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「戦略」の内容=立地選定におけるロジックについては素人目にみても納得するもので、常識を覆すようなものはなかったという印象。しかしかながら、その「戦略」を実行に移すことこそが肝なのでしょう。セブンイレブンのように目指す立地にある既存建物の家主と交渉するなど、そこまでやりきれれば成功に近づくということだと思う。それとタバコ販売のルールについては初見でこちらのほうがオドロキ。
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街の中はただ偶然に出来上がってるわけではない。
ビジネスに論理があるように、街にもそこじゃなきゃダメだという立地がある。
セブン、ユニクロ、居酒屋などなど客が来所する場所の具体例を上げながら、立地の大切さが分かる一冊。
この本片手に街に繰り出すのも楽しいかもしれない。適当な立地にも、適切な立地にも理由が存在する。そのことを一つ一つ紐解いていくと、必ずそこじゃないとダメが見えてくる。
立地がいかにビジネスに影響を与えてるいるのかということが分かった。
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広くリテール領域で小売店とお付き合いがあるので試しに読んでみましたが、想像以上に立地戦略が肝になると実感しました!
出店の予定がない方でも興味本位で読んでみると、普段歩く街が違って見えるかもしれません。
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何気なく使っているコンビニや飲食店等、それぞれどんな狙いがあって立地が考えられているか勉強になる本です。
この本を読んだ後は街中を歩いていると、「ここはこういう理由でこの立地を選んだんだろうなぁ」とか妄想しながら歩くように意識が変わり、普段の歩きも変わったものになることが実感できるかと思います。
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ビジネスってやっぱり心理学だよね、やっぱり理詰めだよねと感じました
テーマは、「どんな場所に店をだしたら儲かるか」「なぜあの店はあんなに儲かっているのか」栄枯盛衰の店舗ビジネスにおいて、視点、考え方、戦略の立て方、そしてその徹底ぶりを、立地戦略を通じて学んでみるです。
気になった点は、次の通りです。
・他店より人気のある店、潰れずに生き残っている店にはそれなりの理由がある。
・出店戦略は、通行者、車のドライバーになって立地戦略を考えてみる
・看板の見やすさ、駐車場への入りやすさ、駐車のしやすさ、出やすさで来店につながる
・ファミリー層を狙うには、「子どもの心」をつかむこと
・セブンイレブンのすごさは、出店したら終わりではなく、その場所でいいのか、もっと売れる場所はないのかを追求しつづけること
・立地戦略の異端児 サイゼリア、コメダ珈琲
結論は
「お客様に来てもらう」商売に、立地は簡単に変えることができません。このために、一度失敗してしまうと後にもどれない「立地」は特に慎重に決めていく必要がある。
構成は、以下です。
はじめに
プロローグ 売上要員を解剖する
第1章 ロードサイド、人間心理を読んだ戦略の宝庫
第2章 出店争いの最前線! 群雄割拠のコンビニ業界に学ぶ
第3章 激戦! 栄枯盛衰の飲食店、その立地戦略とは
第4章 出店戦略が必要ない!? 立地にこだわらない業態
第5章 地域・街・駅・立地戦略に必要な鳥の目・虫の目
第6章 これだけは押さえたい、立地にまつわる実践知識
おわりに
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出店戦略を学ぶための1冊目として読みました。
身近な飲食、小売店の例を挙げて、交差点レベルから地域レベルの出店戦略について2次元のみならず3次元空間についても説明されていました。
他の出店戦略の本に移るための基礎知識を付けられる1冊でした。
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立地戦略の重要性についておさらい。
企業ごとの事例がわかりやすく、納得。
特に、「売上を支える立地・商圏要因」の図は仕事で使える!これだけでも読んだ価値あり。
筆者が述べる、街はビジネスヒントの宝庫。
これにデータ分析と現場視点、これが大切。
小売業は立地産業で間違いなし!