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- カテゴリ:一般
- 発売日:2012/05/22
- 出版社: PHP研究所
- レーベル: PHPサイエンス・ワールド新書
- サイズ:18cm/246p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-569-80285-5
読割 50
紙の本
毒 青酸カリからギンナンまで (PHPサイエンス・ワールド新書)
著者 船山 信次 (著)
毒の基本知識、毒の分類、毒にまつわる歴史、毒と食べ物、犯罪や事件と毒、麻薬と覚醒剤など、様々な毒について紹介。使い方次第では薬になることもある毒の不思議さに迫る。【「TR...
毒 青酸カリからギンナンまで (PHPサイエンス・ワールド新書)
毒
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商品説明
毒の基本知識、毒の分類、毒にまつわる歴史、毒と食べ物、犯罪や事件と毒、麻薬と覚醒剤など、様々な毒について紹介。使い方次第では薬になることもある毒の不思議さに迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
わずかな量でも瞬時に人を死に至らしめる毒もあれば、じわじわと長い時間をかけてその毒性が現れるものがある。フグ毒やキノコ毒のように、食べ物のなかにも毒が含まれるし、スズランやスイセンやアジサイのようによく見かける植物のなかにも毒を持つものがある。毒性を持つ物質でも使い方次第では「薬」となるし、一般に薬と言われるものであっても量と使用法を間違うと「毒」になるものもある。▼古来より人は毒と付き合い、毒の神がかり的な作用を見て、その魅力と魔力に興味と恐れを抱いてきた。そうした毒の謎に今日の科学はどこまで迫れるのか。▼毒の基本知識から毒の分類を通して「毒とは何か」を語り、歴史のひとこまを彩る毒、食べ物のなかの毒、犯罪や事件に使われた毒、麻薬と覚醒剤まで、様々な毒を幅広く紹介する。また意外にも、私たちの生活の隅々にいたるまで毒が関わっていることに注意をうながす。【商品解説】
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紙の本
「毒」という概念を広く手軽に概観する好書。
2019/12/28 10:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「毒」という概念を広く手軽に概観する好書。まず、「毒」という概念は人間に対して悪影響を及ぼす物質に与えられた言葉に過ぎないという基本姿勢に賛同。実際、様々な「毒物」の研究から多くの医薬品が開発されているのが現実。極端な毒性を有する物質ではなく、適量なら薬にさえなる「薬物」なら酒(エチルアルコール)を初めとして多数存在する。その点、4章で出て来る「薬食同源」「医食同源」「薬毒同源」などの言葉は味わい深い。良くギョウジャニンニク(アイヌネギ)と間違われて死亡者の出るスズランは知っていたが、ワラビ・フキノトウ・スズランに加えてギンナンなども弱いながらも毒性を持つとは知らなかった。内容の半分くらいは既知の内容ながら、改めて再認識するには手軽で良い本。但し、あくまでも一般書なので、浅い点は仕方ないですね。
紙の本
身近なところにも、「毒」はあるんだなあ~
2018/06/24 14:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:野間丸男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
薬と毒は表裏一体と言われるが、
人間に都合の良かった場合(作用)を薬、
都合の悪かった場合(作用)を毒と言っているだけだそうだ。
天然のものは安全といった誤解もある。
毒には、自然界の動植物や微生物由来のものもあるが、
化学合成された有機化合物や無機化合物を人類が作り出してきている。
死に至る毒から、不快感を与えるだけの毒もある。
副題に「青酸カリからギンナンまで」とあるが、私にできることは、
身の回りに潜む身近な「毒」を認識して、先人の知恵を生かすことである。