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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.11
  • 出版社: 原書房
  • サイズ:20cm/307p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-562-04747-5

紙の本

黄昏に佇む君は (ミステリー・リーグ)

著者 篠田 真由美 (著)

私立W大学文学部教授・神代宗 学生時代の冒険と事件。校内で出会った混血の美少年、小森から「絵のモデルになって」と頼まれた宗。小森の振る舞いに翻弄されながら、宗は「事件」に...

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黄昏に佇む君は (ミステリー・リーグ)

税込 1,980 18pt

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商品説明

私立W大学文学部教授・神代宗 学生時代の冒険と事件。校内で出会った混血の美少年、小森から「絵のモデルになって」と頼まれた宗。小森の振る舞いに翻弄されながら、宗は「事件」に巻き込まれてゆく。贋作騒動、兄弟殺し、そして神代宗自身の謎。封印されてきた過去がここに甦る。「建築探偵」シリーズ外伝が書き下ろしで登場。【「BOOK」データベースの商品解説】

混血の美少年、小森から「絵のモデルになって」と頼まれた宗。小森に翻弄されながら、宗は事件に巻き込まれていく。贋作騒動、兄弟殺し、そして宗自身の謎とは。神代宗の回想と事件を描いた、「建築探偵」シリーズ外伝。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

篠田 真由美

略歴
〈篠田真由美〉1953年東京生まれ。「琥珀の城の殺人」でデビュー。他の著書に「燔祭の丘」「アベラシオン」など。

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評価内訳

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紙の本

題名通りの雰囲気

2015/09/29 12:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ずいぶんセンチメンタリズムあふれるタイトルだと思った。そしてそれに見合うといっては何だが、中身もかなりセンチメンタルでロマンチックな感じ。
西洋の絵画を題材に、神代先生の若き日の恋愛を描いている。もっとも神代自身に恋愛の意識はなくて、問題の人物が女だとわかってから恋心を自覚するのだから、ちょっと卑怯な感じも。同性愛者を差別する気はないと言っておきながら、自分の中の気持ちを同性愛としては認めることはできない点が、中途半端に感じる。
多々の不自然さはあるものの、親の世代に渡る贋作の話がからんできて複雑な仕立てになっているのはおもしろかった。

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