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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2012/04/17
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/208p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09021-3
紙の本
ティンカーズ (エクス・リブリス)
退職後、時計修理を営んできた80歳のジョージ・ワシントン・クロスビーは、死の床で、自宅がばらばらに崩壊する白昼夢を見る。記憶や思い出の数々が脳裏に浮かんでは消えていくなか...
ティンカーズ (エクス・リブリス)
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商品説明
退職後、時計修理を営んできた80歳のジョージ・ワシントン・クロスビーは、死の床で、自宅がばらばらに崩壊する白昼夢を見る。記憶や思い出の数々が脳裏に浮かんでは消えていくなか、鮮明に思い出したのは、11歳のとき、貧しい行商人だった父ハワードが、クリスマスイヴの夕食の準備のさなかに癲癇の発作におそわれた光景だった。ジョージは父が頭を床に打ちつけないようおさえつけていた指を強く噛まれ、それを見た妻キャスリーンは、夫を施設に入れることをひそかに決意する。その計画を知ったハワードは絶望し、いつものように行商に出たまま、二度と戻ることはなかった。病を苦にし、家を出た父の意識の流れ、牧師だった祖父のエピソードなど、現代を含むさまざまな時間軸の物語が、18世紀の時計修理手引書からの抜粋や手書きの文章とともに織り上げられていく。死にゆくジョージが最後に思い出した光景とは…驚異の新人による奇跡のデビュー作。2010年度ピュリツァー賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】
【ピュリツァー賞フィクション部門(2010年度)】病を苦にし家を出た行商人の父、牧師だった祖父…。死の床に横たわる時計修理人(ティンカー)が最後に思い出した光景とは。三代にわたる父と子の無言の愛、時計の神秘がのぞかせる宇宙を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ポール・ハーディング
- 略歴
- 〈ポール・ハーディング〉1967年生まれ。アイオワ大学創作課程修了。ハーヴァード大学創作科等で講師を務める傍ら執筆した「ティンカーズ」でデビュー。同作で2010年度ピュリツァー賞フィクション部門を受賞。
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