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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 5件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.11
  • 出版社: 白水社
  • サイズ:20cm/345p 図版16p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-560-08180-8
  • 国内送料無料

紙の本

スターリンの子供たち 離別と粛清を乗りこえて

著者 オーウェン・マシューズ (著),山崎 博康 (訳)

恐怖政治と独ソ開戦後の戦乱が荒れ狂うスターリン体制下、過酷な運命に翻弄され、英国とソ連に離ればなれになった両親の足跡と、「家族三世代の愛と闘い」をたどる、ソ連市民のある家...

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スターリンの子供たち 離別と粛清を乗りこえて

税込 3,080 28pt

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商品説明

恐怖政治と独ソ開戦後の戦乱が荒れ狂うスターリン体制下、過酷な運命に翻弄され、英国とソ連に離ればなれになった両親の足跡と、「家族三世代の愛と闘い」をたどる、ソ連市民のある家族を中心とした物語。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

オーウェン・マシューズ

略歴
〈オーウェン・マシューズ〉ロンドン生まれ。オックスフォード大学で近代史を学んだ後、ジャーナリズムの世界に入る。『モスクワ・タイムズ』の記者を経て、『ニューズウィーク』誌モスクワ支局長。

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みんなのレビュー5件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

孫が明かす一族の愛と戦いの記録

2012/02/14 22:22

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:星落秋風五丈原 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 勘違いしそうな邦題であるが、これはスターリンを父に持つ子供たちの話ではない。原題が(Stalin’s Children:Three Generations of Love and War)となっているので、前半を直訳としてそのまま取っているだけである。実際このタイトルの方が人目を惹くので、その辺りも狙ってのことであろう。
 本作は、著者の祖父から父、そして著者に至るまでの家族三代を主人公としたノンフィクションであり、惹句“ロシア版『ワイルド・スワン』”は、ここから来ている。ではなぜ“スターリンの子供たち”なのかというと、著者の祖父がスターリン粛清時代の最中の人であり、彼の娘であり、著者の母親となる女性もまた、祖父に振りかかった運命によって、少なからぬスターリンの影響を受けているからである。
 昔のロシアの権力者たちの伝記を見ていても思うのだが、権力というものはまことに恐ろしい。それに寄り添っている間は何でも手に入り、何でも受け入れられるが、ひとたび背けばたちまち牙を剥いて襲いかかる。その転変の様が本当に何かをひっくり返したかのように突然なのだから、渦中にいる人にとっては、たまったものではあるまい。一家の大黒柱である父親(著者の祖父)を奪われ、一家散り散りになった母と姉妹は過酷な人生を歩む。幹部の妻として何不自由なく暮らした祖母の変わりぶり、親と離れ離れになった姉妹の辿った苦難など、その傷が心身ともにどのように刻まれたかが前半のクライマックスである。中盤~後半では、妹娘のリュドミラ(著者の母)が成長し、ロシアに魅せられた英国人の父と出会い、困難を乗り越えて共に暮らすまでが描かれる。鉄のカーテンありし頃の共産主義国の女性と結婚するまでの父の奮闘ぶりは、まるで一昔前のスパイ映画の一場面のようだ。著者の両親は会えない日々を手紙で埋め尽くすが、引用される手紙も決して読んでいて照れくさくなるようなものではなく、中でもリュドミラの真摯な思いを綴った手紙には心打たれた。
全くの素人が描いたのではなく、『ニューズウィーク』モスクワ支局長でもある著者は、自身の歴史を極めて客観的に描いており、好感が持てる。 冷戦という時代自体を知らない世代が増えて行く中で、是非読み継いでゆきたい書のひとつである。

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紙の本

貴重な題材。読みずらい一面も。主人公は著者の母親。

2017/08/19 21:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:照月 - この投稿者のレビュー一覧を見る

他の方もご指摘の通り、スターリンの子供たちの話ではない。そういう本だと思って買った私は、だまされた感がない訳ではない。

ただスターリンの子供たちの話ではなくても、著者の祖父の粛清に始まる一家の悲劇は、十分に壮絶な物語である。

ちなみに「スターリンの子供たち」というのは、著者の母が子供だった時代は、小学校で既に「あなたたちは皆スターリンの子供たちです」、つまりスターリンは国の父であるという全体教育が行われていたからである。戦前の日本の話のようだった。

本の前半は、リュドミラの壮絶な前半生が中心。

本の後半は、スターリンが死んで落ち着きエリートになっていたリュドミラとイギリス人留学生だったマーヴィンの恋愛と結婚が中心である。

著者の祖父ボリス・ビビコフは、生粋の共産党員でありながら、「反革命分子」とされ、処刑されてしまう。その後送付を処刑した役人たちが全員処刑されてしまったため、真相は永遠に闇の中。

そのため祖母は刑務所行きとなり、リュドミラと姉のレーニナは施設行き。しかも、年齢が理由で姉妹は何年も離れ離れになった。

リュドミラは栄養失調が原因で足に障害が残った。しかしそれをものともせず、持ち前の勤勉さと優秀さでエリート大学に合格する。これが前半のメインのストーリーである。


その後、ソ連に留学して来たイギリス人マーヴィンと恋仲になる。しかしマーヴィンは無実の罪で国外追放となりイギリスに帰国。

離れ離れになった後も、二人は結婚すべく奔走するも、当時共産国だったソ連とイギリス人の結婚には、多くの壁が立ちふさがったのだった。

これが後半のストーリーである。

こうして著者が原稿を書いているのだから、その結末は推して知るべし。重たいと思われるかも知れるが、最後は落ち着くので安心して読める一冊です。

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