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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2018/01/17
- 出版社: 農山漁村文化協会
- サイズ:27cm/36p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-540-17162-8
紙の本
イチからつくるチョコレート (イチは、いのちのはじまり)
著者 APLA (編),オルター・トレード・ジャパン (編),バン チハル (絵)
チョコレートをイチからつくることはできるのか? カカオの栽培から発酵、乾燥・焙炒、粉砕とすりまでを解説。チョコレートの値段や歴史、なめらかなチョコレートのつくり方やフェア...
イチからつくるチョコレート (イチは、いのちのはじまり)
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商品説明
チョコレートをイチからつくることはできるのか? カカオの栽培から発酵、乾燥・焙炒、粉砕とすりまでを解説。チョコレートの値段や歴史、なめらかなチョコレートのつくり方やフェアトレードなども説明する。【「TRC MARC」の商品解説】
チョコレートって何からできてるの?どうやって作るの?――父の日に父親にプレゼントするチョコレートを買いにいったことをきっかけに、原料や原産地のことを調べ始めた姉弟。家でタネからカカオを栽培したり、カカオ豆からチョコレートを手作りしていくなかで、それまで見えていなかったチョコレートの背景にある世界を知り、新たな発見をしていく。【商品解説】
目次
- はじめのぎもんは、チョコレートの値段
- チョコレートの原料は、カカオマス?
- チョコレートの正体は、果実のタネ
- カカオ豆がチョコレートになる魔法!
- 「カカオの水」が、魅惑の味のはじまり
- 貴族から、大衆のものへ
- カカオポッドから、タネをとりだして育ててみた 栽培
- チョコレートの味と香りを決める 発酵
- チョコレートの香りをひきだす 乾燥と焙炒
- 香り高く、素朴なザクザク チョコレート 粉砕とすり
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紙の本
チョコレートも発酵で作られる。
2018/05/21 16:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
植物園の温室でカカオの実をみて、幹から直接咲く花、そこからできた手のひらに余る細長いカボチャのような実にびっくり。さらにそこからチョコレートになるまでの「遠さ」を感じました。
この絵本ではカカオの実から普段食べているチョコレートになるまでを絵や写真で紹介。それだけでなく「イチから」作ってみる体験談が載っています。完全に「イチから」ではないかもしれませんが、カカオの生の実を手に入れるところから始めているのはなかなかすごい。
驚いたのはチョコレートになる工程には「葉っぱに包んで発酵させる」というのがあること。納豆みたいです。大昔の最初の最初は「食べようと思ってとっておいたカカオの実(そのままでも甘くて食べられる部分がある)が古くなってしまったけれど焼いてみたらいい香りがした」だったのかも。そんな空想をしてしまいます。
最後の方には生産者や経済の問題などにも触れ、ただ作るだけでなくその周辺を考えようという本になっています。関連の書籍も紹介。
絵本仕立ての児童図書ですが、大人でも「やってみたい」と思え、植民地の歴史などに思いを馳せる読み物でした。