電子書籍
思考過程が明かされる
2022/05/07 17:50
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S0207M - この投稿者のレビュー一覧を見る
思考すべき過程と注意点が記載されており、他書とは一線をきしている。2、3度読み込まないといけないと感じた。
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難しかった〜。私は「伝説」についていけそうにない。考えている内容を「メモの上に言語化する」ことと日常的に疑問に思うことはやっていきたいと思う。
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問題を解決する糸口は多様で、その多様のものの中から特に成果が高いものを選ぶうえで、論理思考が活躍することが理解できる本。
普段何気なくインプットしている世の中の動きや政治情勢、ニュースをもとに、成功する可能性の高いものを作り込んでいく考え方は、会社の代表のみならず、一般社員やパートタイマーでも必要不可欠。
ということは百も承知だが、なんといってもお勉強色の強い本で、個人的には何度も読み直さないと理解できないので、また読んでみる。
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論理的思考は非常に苦手なので自分でも課題がある。そのため少し期待感を持って読んでみたが内容は至極当たり前で知っている内容だった。
だからこそできていない部分も多々あることを理解した。
仕事でロジカルに抽象度の高いミッションを構造化することを求められるが、ある程度知っている分野の内容のため仮説だけで突っ走ってしまうことがある。
また最初から構造化してその構造の中で立てた仮説をもとに現場へのヒアリングをすることもあるため、本書で書かれていた定性の重要な部分が漏れている可能性も高い。
さらに入り口から出口のフローで考えた際に、最後の届けるの設計が出来ておらず(と言うか間に合っておらず)重要な観点が漏れていたりもする。
社会人で経験を積んできたためある程度はできるようになってきてはいるがまだまだ漏れやミスが多く上司の壁打ちがなければ進めることができない。
本書も参考にスキルアップしていきたい。
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ジャンル:スキルアップ・キャリア マーケティング
出版社:東洋経済新報社
定価:1,980円(税込)
出版日:2022年04月14日
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白木湊(しらき みなと)
東大ケーススタディ研究会メンバー
2011年、東京大学理学部卒業
2013年、東京大学大学院理学系研究科修了
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flier要約
https://www.flierinc.com/summary/3033
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補足説明が多く、全体的に読みづらいが、為になる本だった。
同じ著者で例題が多く掲載されているノートも出版されているようなので、次はそちらが気になる
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導入編1 なぜ論理思考は難しいのか
導入編2 論理思考の「前提知識」の確認
前提知識1 「論理思考」が満たすべき要件
前提知識2 「論理的な問題解決」が満たすべき要件
前提知識3 「ケース問題」とは何か?
論理思考は「論理力×想像力×知識」で決まる
例題編1 ありがちなミスを認識する
ミス1 検討の「範囲」が狭くなる
ミス2 問題の「背景」を見落とす
例題編2 「見落とし」が発生する5大原因
原因1 定量化を意識しすぎる
原因2 問いの要求や条件を検討に反映できない
原因3 意思決定者の立場をイメージできない
原因4 「結論の仮説」によって検討内容が偏る
補足 「仮説思考」の効能と注意点
原因5 検討の序盤からいきなり「構造化」する
補足 「構造化」を実施すべきタイミング
まとめ 見落としのない論理思考の難易度は高い
本編0 解説へ入る前の準備
準備1 問題解決の「検討ステップ」を理解する
準備2 本編の解説の「構成と流れ」を理解する
準備3 論理思考の5つの心構え
本編1 現状を把握する①【前提編】
前提1 問いの要求を正しく理解する
前提2 拙速な構造化は避ける
本編2 現状を把握する②【基本編】
基本1 具体的に「フロー」をイメージする
基本2 意識的に「比較対象」を設定する
基本3 イメージの対象となる「主体」の洗い出す
工夫 網羅的に「フロー」をイメージする方法
補足 思考の偏りを防ぐ3つの確認ポイント
本編3 現状を把握する③【発展編】
発展1 「類推先」をイメージする
発展2 曖昧な思考を「明確化」する
まとめ 「現状把握」に必要な心構え
本編4 課題を特定する
前提確認 そもそも「課題」とは何なのか?
方法1 「複数の切り口」を紐づける
方法2 「既存の打ち手」から逆算する
まとめ 「2つの方向」から課題を特定する
本編5 打ち手を考案する
チェックポイント1 多様な切り口を打ち手に活用できているか
チェックポイント2 打ち手に関連する主体をイメージし直したか
まとめ 「発想力」の伸ばし方と使い方
補足 論理思考の中の「打ち手の考案」の位置づけ
本編6 日常から知識を蓄積する
復習 知識が豊富なほど論理思考力が高まる
知識の学び方1 日常の情報から「示唆」を抽出しておく
知識の学び方2 知識を得るために「行動」に移す
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戦コンの入社試験で出題されるケーススタディ対策としての論理思考育成本。論理思考と謳いつつも着眼のフローだったり視点のチェックリストだったり、思考回路を言語化する試みとしてはよいが、ケーススタディで求められる地頭の良さを向上させる類ではない。むしろ本書で述べられる事柄をある程度自然に出来ているかの試金石的に読むにはよいかも。例題のケーススタディも結局限られた時間のなかでのベストアンサーと切り口はなんなのかの解説も欲しいところだ。
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論理思考の手法に関する書籍はたくさんあるが、本書では、そういった手法を使う際に陥りがちな落とし穴を明示した上で、それの回避や論理思考に慣れていない人向けの考え方に関して詳細に記載されている。
問題解決には「結論過程決め→情報収集→伝える」といったプロセスがあるが、この「結論過程決め」の段階で論理思考が重要で、この箇所に関して深掘りする方法が紹介されている。
実際やろうとするとすごく時間かかるし、なかなか慣れないから難しいけど、何度も熟読し「論理思考」の考え方を身につけたいと思った。
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flierでの紹介から購入。
論理思考について書かれた本は何冊か読んだり、研修で学んだりしていたが、この本はそこではあまり出てこないようなポイントも紹介されており、大変興味を惹かれた。
ちょっと遠回りだか見落としを防ぐための考え方は、実際にやると大変だが、深く考えるという面ではこのくらい必要なのかと思わされた。また、安易にフレームワークや分解に走るのも危険ということは、肝に銘じたい。
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論理思考力を鍛えるための前段の部分(現状把握、課題特定)までは非常に参考になった。
ただし、打ち手考案の部分がいささか短く、自分の中で腹落ちするまでには至らなかった。
課題特定のタイミングにて、ポイントで考え方を当てはめながら理解していこうと思う。
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備忘録
▼論理思考の前提知識
・示したファクトが具体的(深い)、多様(広い)という2つの条件を満たすほどより論理的
・問いに対して問いの課題を深掘る。
NG)問い:ハンバーガーを食べない人を説得する→問いを解決する打ち手を考案
OK)問いの課題を特定してから打ち手を考案
・検討項目の見落としは結論を大きくゆがませる。
▼見落としが発生する原因
・意思決定者の立場をイメージできてない
・検討の序盤から構造化する
└まずは考える(複数切り口を考慮し、結論仮説をたてる→情報収集や分析をして結論仮説の是非を検証する)、そこから伝える(説明資料やプレゼン)。
とはいえ、見落としのない論理思考は難しい
▼解説前準備
考える(結論仮説決め)
→①思考を広げる(現状把握) ②思考を深める(課題特定・打ち手考案)
論理思考における見落としの原因再掲
定量化意識しすぎ、問いの要求や条件を検討に反映できない、意思決定者の立場をイメージできない、結論の仮説により検討内容が偏る、検討序盤からいきなり構造化する
▼現状把握
・問いの内容の理解について、問いの単語がなんとなく耳に入るだけではなく明確に意識し意味を考える
・大雑把に切り口はメモすることが大切
・多様な切り口を洗い出すにはフローを考える。時系列のフローを具体的にイメージする。
そしてフローの各項目について背景を詳細に理解する
▼課題を特定
深掘りは切り口の紐付けを行う。ただ深ぼろうとするとミスが起きやすい。
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この本に記載の方法は「即効性がありつつ、継続すれば雪だるま式で効果が増えていく」ものだと思います。
【書いてある内容】
物事を論理的に組み立て直すというよりは課題の打ち手を思考するまでをメインとしてします。
自分が持っている知識でいかに広範囲で深い内容を考え、良い打ち手を出すかが記載されています。
説明自体も深掘りしてくれているので、なぜそうするのかがわかるのが良いです。
【こんな人にオススメ】
・感覚的に考える人
・何かを検討する際に見落としがよくある人
・課題解決を必要とする人
【本の難易度】
・表現としてはそんなに難しくはない
・順序立てて解説をしてくれている
・例題を使っての説明のため、わかりやすい
・考えながら読むため、少し疲れるかも
・丁寧に説明しすぎて若干くどいような気もした
論理思考の本ということだけあって、前提の説明がしっかりしています。
また、構成もよく考えられていると思います。
全体の流れを掴んでから読むと読みやすいかもしれません。
【感想】
私は感覚的に考えるタイプなので、よく何かを検討し、実行する際には内容に偏りや見落としがあります。
「あとで指摘されればわかっていることなのだけれど、検討中は気がつかない」
こんなケースが多く、それはもうセンスの問題だと思ってました。
そんな私でもこの本を読みながら自分の目の前にあるものに対して思考したときに今までの自分と違うのを感じました。
上手くやるまでには練習が必要で、時間がかかりすが、それでも感覚的にやっていた時には浮かばないような思考ができたので、少し頭が良くなったような気がしました。
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何よりも現状把握を充分に行い、切り口の洗い出しを行う。
そうしないと課題の深掘りができない
問いの中に、課題が具体的に述べられていることは少ないため、「問いの課題を自分で特定する」というステップを入れること!!
「問い特有の論点」を導き出すには、思いつきやフレームワークに沿った検討ではなく、「時系列のフローに沿ってイメージする」
「課題とは、多くの切り口が紐づいたもの」
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・「論理的な思考」「そうでない思考」を分ける客観的な基準
・どうすれば「十分に深く考えられた」と判断できるのか
・どうすれば「十分に広い視野で考えられた」と判断できるのか
・なぜ論理思考でミスをするのか
・どうすれば、ミスを自力で回避できるのか
論理的に考えるためのエッセンスを紹介してくれます。
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物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
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