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皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫)
フランスの避暑地に暮らす若い女性イヴは、婚約者トビイの父サー・モーリス殺害の容疑をかけられる。犯行時には現場に面した自宅の寝室にいた彼女だが、そこに前夫が忍びこんでいたせ...
皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫)
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商品説明
フランスの避暑地に暮らす若い女性イヴは、婚約者トビイの父サー・モーリス殺害の容疑をかけられる。犯行時には現場に面した自宅の寝室にいた彼女だが、そこに前夫が忍びこんでいたせいで無実を主張できない。完璧な状況証拠も加わって、イヴは絶体絶命の窮地に追いこまれる―「このトリックには、さすがのわたしも脱帽する」と女王クリスティを驚嘆させた不朽の傑作長編。【「BOOK」データベースの商品解説】
フランスの避暑地に暮らす若い女性イヴは、婚約者トビイの父サー・モーリス殺害の容疑をかけられる。完璧な状況証拠も加わって、イヴは絶体絶命の窮地に追いこまれてしまい…。難攻不落な謎が待ち受けるミステリー。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
皇帝のかぎ煙草入れ(創元推理文庫)
2016/05/03 22:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:naoto - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジョン・ディクスン・カーを初めて読んだのがこれ。これがカー初体験だった幸運をありがたく思っています。有名なフェル博士や、HMは出てきませんが、最後のページで、真相がわかる構成はすばらしい。この作品に出合ったことで、今まで、食わず嫌いだったカーの作品を次々読むようになりました。タイトルの「皇帝のカギ煙草入れ」に関しては、これ以外のタイトルは考えられないし、このタイトルによって、世界がぐるりと変わって見えるような気がします。これ以上説明すると、ネタバレになってしまいそうで、書けないのは、カーのこれ以外のいくつかの作品(たとえば「帽子収集狂事件」)とおなじで、うっかりすると、注意深い方ならタネがわかってしまいます。未読の方は、ぜひ1度手に取ってみてください。この時、決して解説や、評判は読まないこと!
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重厚な錯綜
2012/07/28 20:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:copycat - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後まで読み終えて、視点が一転して別のストーリになった。
突然押しかけてきた前夫に襲われそうになった主人公が、
隣人でもある婚約者の父親を殺される場面を寝室で目撃することになる。
しかし、寝室で前夫と一緒にいたことが折り合いの悪いメイドに知られるわけにはいかず、
世間や婚約者にあらぬ疑いをかけられたくない一心で取った行動が裏目裏目に出て、
殺人の嫌疑がかけられ…
それにしても、この主人公は男の見る目がない。
いいように利用されてばっか。
全部暴露されてすっきりしたけど。
最近の薄っぺらい推理小説に食傷気味の方にお勧めです。
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早い展開が爽快!
2019/09/20 14:07
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あいく - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず事件が起こるのが早いです。
序盤ですぐ事件が起こり、そこからドンドン展開が進みます。
一度も止まることなく読了!という感じ。
この作品からカーにハマりました。
とても満足しました!
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極上の心理戦!!
2016/06/13 10:46
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:baron - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めてのカー作品でした!
前夫と別れたヒロインが新しい夫と結婚して、そこに前夫がやってきて・・・
この作品は物的証拠となるポイントもいいのですが、何より会話のミスリードと他人の善良性利用した心理トリックです!
とても面白く、もっとカーの作品を読んでみたいと思いました^^
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トリックを知っている方も再読を!
2017/02/12 14:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アジア坊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリファンなら誰でも知っているこの作品。このトリックは一言で説明できる、昔読んだから今更、などと思わずに是非この新訳版で読み直してみてください。いかに隅々まで名手カーが技巧を凝らしているかが改めて気持ちよく感じられます。
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クリスティも脱帽のトリック
2015/02/08 15:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:翠香 - この投稿者のレビュー一覧を見る
巻き込まれ型のサスペンス。
状況証拠が揃い、ヒロインは窮地に追い込まれてしまいます。
とにかく読者をミスリードするのが上手い。タイトルが絶妙です。
犯人以外の人物もそれぞれの思惑があって行動しているため、
さらに事件が複雑化するのですが、どれ一つ取っても無駄がない。
よく練られたトリックだと感嘆しました。
さすがにクリスティが脱帽するだけのことはありますね。
まさに華麗な手品を見せられた気分でした。
男性のカーが微妙な女性心理を描いたのはちょっと意外。
どちらかというとクリスティ作品を読んでいるような感じでした。