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紙の本
フーコー文学講義 大いなる異邦のもの (ちくま学芸文庫)
フーコーが文学を通してとらわれていた問題。それは、歴史的視点から身を引き離し、いかにして他なる空間を創るかにあった。1960〜70年代に行われた諸講演の記録を詳細な訳注と...
フーコー文学講義 大いなる異邦のもの (ちくま学芸文庫)
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商品説明
フーコーが文学を通してとらわれていた問題。それは、歴史的視点から身を引き離し、いかにして他なる空間を創るかにあった。1960〜70年代に行われた諸講演の記録を詳細な訳注と解題を付して邦訳する。【「TRC MARC」の商品解説】
シェイクスピア、サド、アルトー、レリス……。フーコーが文学と取り結んでいた複雑で、批判的で、戦略的な関係とは何か。未発表の記録、本邦初訳。===フーコーが文学を通してとらわれていた問題。それは、われわれをこのようにあらしめている歴史的規定から身を引き離し、いかにして他なる空間を創るかにあった。〈主体と真理〉という生涯の問題系に密接な関わりを持つものとして彼の文学論は展開された。狂気と言語、文学の考古学、欲望と真理をテーマに、シェイクスピア、セルバンテス、ディドロ、アルトー、レリスらが呼び出され、サドをめぐり議論はひとつの頂点に達する。1960-70年代に行われた諸講演の記録を詳細な訳注と解題を付して邦訳。===自己の再構成に向かって未発表の記録から浮き上がる思考の射程。 サドをめぐり、議論はひとつの頂点に達する。本邦初訳===【目次】解題(フィリップ・アルティエール、ジャン=フランソワ・ベール、マチュー・ポット=ボヌヴィル、ジュディット・ルヴェル) 緒言 狂気の言語 編者の注 狂人たちの沈黙 狂える言語 文学と言語 編者の注 第一回講演 第二回講演 サドに関する講演 編者の注 第一回講演 第二回講演 文学に関するミシェル・フーコーの研究業績と発言 ミシェル・フーコー略年譜 注 訳者解題【商品解説】
目次
- 【目次】解題(フィリップ・アルティエール、ジャン=フランソワ・ベール、マチュー・ポット=ボヌヴィル、ジュディット・ルヴェル) 緒言 狂気の言語 編者の注 狂人たちの沈黙 狂える言語 文学と言語 編者の注 第一回講演 第二回講演 サドに関する講演 編者の注 第一回講演 第二回講演 文学に関するミシェル・フーコーの研究業績と発言 ミシェル・フーコー略年譜 注 訳者解題
収録作品一覧
狂気の言語 | 25−87 | |
---|---|---|
文学と言語 | 89−164 | |
サドに関する講演 | 165−247 |
著者紹介
ミシェル・フーコー
- 略歴
- ミシェル・フーコー(Michel Foucault):1926年フランス・ポワティエ生まれ。高等師範学校で哲学を専攻、ヨーロッパ各国の病院・研究所で精神医学を研究する。1970年よりコレージュ・ド・フランス教授。1984年没。著書に『精神疾患とパーソナリティ』、『狂気の歴史』、『臨床医学の誕生』、『言葉と物』、『知の考古学』、『監視と処罰』、『性の歴史』がある。
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