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中華料理の文化史 (ちくま文庫)
著者 張 競 (著)
孔子の食卓から現代の料理までを駆け巡る、芳醇な中国文化史。主要穀物やマナーの変化、外食業の誕生、好まれる肉の移り変わり、異民族との交流による料理法の変貌など、さまざまな観...
中華料理の文化史 (ちくま文庫)
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商品説明
孔子の食卓から現代の料理までを駆け巡る、芳醇な中国文化史。主要穀物やマナーの変化、外食業の誕生、好まれる肉の移り変わり、異民族との交流による料理法の変貌など、さまざまな観点から中華料理の姿を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
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中華料理の積み重ね
2022/12/23 11:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
考えてみたら当たり前の話であるが、今私達が食べている中華料理はずっと昔から今の姿であったはずがなく、中国4000年の歴史の中で徐々に積み上げられてきたものである ということを再認識させられた。ついうっかりすると諸葛孔明が四川省名物の麻婆豆腐を食べていたような気がしていたので。
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東ユーラシア史の見直しも
2013/12/12 18:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:愚犬転助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中国王朝の食の変化から、東ユーラシアの歴史激動がいかに激しいものだったかが、わかってくる。本書によれば、隋唐帝国時代の料理は伝統的な日本料理と通じるものがあったとする。それが、北ユーラシアでのキタイの勃興以後、モンゴル帝国の統治を経て、大きく変わってくる。なんだ、いまのコテコテの大陸料理って、わりに新しいものだったのだ、となる。どうやら、「中国4千年の食」というのは、日本のカップ麺会社の造語だったようだ。
中国王朝の食の伝統が意外に浅いということは、大陸文化の影響力は従来思われていたほどには強くなく、逆に遊牧民族文化の影響力がかなり強かったということにもなろう。そのあたりから、中国大陸王朝史、東ユーラシア全体の見直しができるのではないか。
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食べる物には理由が有る
2019/01/13 01:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中国の食の歴史というか、どの様に食べられる物や調理法が移り変わっていったかという本。
食の変化には当時の支配者の出自や好みが反映されていたりして、なかなかに面白い話でした。
古代から現代までの移り変わりを書いてくれています。
あと、個人的に気になったのが章タイトル。
どこかで聞き覚えのあるフレーズがもじってあって、ふふっ。となります。