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映画は父を殺すためにある 通過儀礼という見方 (ちくま文庫)
著者 島田 裕巳 (著)
“通過儀礼”という宗教学の概念で映画を分析。日本とアメリカの青春映画の比較、宮崎映画の批判、アメリカ映画が繰り返し描く父と息子との関係、黒沢映画と小津映画の新しい見方、寅...
映画は父を殺すためにある 通過儀礼という見方 (ちくま文庫)
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商品説明
“通過儀礼”という宗教学の概念で映画を分析。日本とアメリカの青春映画の比較、宮崎映画の批判、アメリカ映画が繰り返し描く父と息子との関係、黒沢映画と小津映画の新しい見方、寅さんと漱石の意外な共通点を明らかにする。〔「ローマで王女が知ったこと」(1995年刊)の改題,大幅に加筆訂正〕【「TRC MARC」の商品解説】
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映画の起承転結の由来。
2022/07/27 14:50
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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画のモチーフを探れば、神話やおとぎ話の英雄譚と似通った部分が見付けられる。人類普遍の成長や、人を楽しませる物語の構造に大きな変化はないのかも知れない。
有名な映画からの民俗学的な解説が楽しい。
そうか、「寅さん」は困難に打ち勝つ訳ではなく、失恋から逃げて成長しない男性の物語、だからワンパターンであり続けられる。
ジブリ映画は一通りの興奮と料金以上の価値を感じるけれど、ストーリーに物足りない点があるのも納得する。