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紙の本
海の東南アジア史 港市・女性・外来者 (ちくま新書)
著者 弘末 雅士 (著)
インド洋とシナ海と太平洋をつなぎ、世界各地からの外来者を受け入れてきた東南アジア。外来者と接触した現地人女性、ユーラシアン、現地生まれの華人をとおして、東南アジア海域世界...
海の東南アジア史 港市・女性・外来者 (ちくま新書)
海の東南アジア史 ──港市・女性・外来者
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商品説明
インド洋とシナ海と太平洋をつなぎ、世界各地からの外来者を受け入れてきた東南アジア。外来者と接触した現地人女性、ユーラシアン、現地生まれの華人をとおして、東南アジア海域世界の社会統合がいかに進展したかを検討する。【「TRC MARC」の商品解説】
ヨーロッパ、中国、日本などから人々が来訪し、交易や植民地支配を行った東南アジア海域。女性や華人などを通して東西世界がつながった、その近現代史を紹介。近世から現代まで、ヨーロッパ諸国、中国、日本などから外来者が多く訪れ、交易をし、また植民地支配を行った東南アジア。そこでは、人喰いの風聞を広める人、現地人女性、ヨーロッパ人と現地人の間の子孫、華人などさまざまな存在が、外の世界と現地の間に介在していた。その様相を見ると、いかに多様な人々が各地に存在し、複雑な関係を持っていたか、各地の国民国家形成に影響を与えたかがよくわかる。主に東南アジア海域を舞台に、前近代と近現代、西と東をつなげる画期的な一冊。【商品解説】
世界各地から人々が来訪し、交易や植民地支配を行った東南アジア海域。女性などを通して東西世界がつながった、その近現代の歴史。【本の内容】
著者紹介
弘末 雅士
- 略歴
- 〈弘末雅士〉1952年生まれ。オーストラリア国立大学大学院博士課程修了(Ph.D)。立教大学名誉教授、公益財団法人東洋文庫研究員。著書に「東南アジアの港市世界」「人喰いの社会史」など。
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インドネシアを中心に書かれています
2023/07/13 21:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:づー - この投稿者のレビュー一覧を見る
インドネシアの歴史をなんとなく知りたくなって購入しました。東南アジア史とタイトルにありますが、インドネシアを中心に書かれています。
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ここにもマルコポーロの影響
2022/06/02 16:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
東部インドネシアの人喰い風聞は彼らの間の首狩り慣習や邪術をかけられたことにより人を喰ったという風聞が島民=人喰い族というイメージに発展したのだろうと著者はいう。ここでも、フビライに気に入られようとするマルコポーロが影響しているともいえる