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紙の本
日本半導体復権への道 (ちくま新書)
著者 牧本 次生 (著)
かつて世界を制した日本の家電産業を支えていた半導体の、急速な発展の歴史と盛衰をたどり、現在の日本の持つ強みと弱みを分析。我が国の命運を握る半導体産業の復活の道筋を明解に提...
日本半導体復権への道 (ちくま新書)
日本半導体 復権への道
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商品説明
かつて世界を制した日本の家電産業を支えていた半導体の、急速な発展の歴史と盛衰をたどり、現在の日本の持つ強みと弱みを分析。我が国の命運を握る半導体産業の復活の道筋を明解に提示し、官民連携での開発体制を提唱する。【「TRC MARC」の商品解説】
日本半導体産業のパイオニアが、その発展史と日本の持つ強みと弱みを分析。我が国の命運を握る半導体産業復活への道筋を提示し、官民連携での開発体制を提唱する。米中間の半導体摩擦が起き、現在も需給が逼迫するなど世界で半導体の重要性が格段に高まっている。半導体をめぐる国際競争の現状はどうなっているのか。日本の半導体に未来はあるのか。日本半導体産業のパイオニアである著者が、かつて世界を制した日本の家電産業を支えていた半導体の急速な発展の歴史と、日本の半導体産業の盛衰をたどり、現在の日本の持つ強みと弱みを分析。我が国の命運を握る半導体産業の復活の道筋を明快に提示し、官民連携での開発体制を提唱する。【商品解説】
日本半導体産業の先駆者が、その発展史と現状を分析。我が国の命運を握る半導体復活への道筋を示し、官民連携の開発体制を提唱する。【本の内容】
著者紹介
牧本 次生
- 略歴
- 〈牧本次生〉1937年鹿児島県生まれ。東京大学工学博士。ソニー執行役員専務、半導体産業人協会理事長などを歴任。著書に「一国の盛衰は半導体にあり」など。
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著者の偉大さに驚きました
2021/12/08 14:21
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
今、日本で経済上昇の秘密兵器と持ち上げられている「半導体」。これについて、電気工学博士の著者が「そもそも、半導体とは何ぞや」という基礎から、半導体を生産することで日本経済がいかに上昇する可能性を秘めているかまで、広範囲に及んで的確に説いた1冊です。
個人的には、最後の第7章が最も面白かったです。著者ご自身の電気工学人生を振り返る章なのですが、これを読んで著者が電子工学の世界でいかに偉大な存在であることかを知れたのが、最も勉強になりました。
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日本の半導体産業の衰退原因の分析が不十分
2022/10/10 11:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:巴里倫敦塔 - この投稿者のレビュー一覧を見る
書名と内容に少しギャップがある書。凋落著しい日本の半導体産業(デバイス産業)が復権するための処方箋を期待するとガッカリしそうである。「官民連携での開発体制」を提唱するが、実質で10ページほどを割くだけで物足りない。半導体の基礎や歴史、日米半導体摩擦など、昔話や基本的な話が大半を占める。著者の「私の履歴書」を含め、半導体の構造や歴史などを平明に綴っているので、半導体を詳しく知らない方が最小限の知識を得るのに向く。
筆者が半導体復活の起爆剤として期待を寄せるのが、自動運転者を含むロボティクスだ。ロボティクス向け半導体デバイスの基盤技術を先行して確立するために、官民連携での強力な開発体制を構築するべきだと提唱する。この部分は、もう少し書き込んで説得力を強めてほしかった。ちなみに筆者は、日立製作所の半導体のトップとして活躍した人物で、半導体産業における標準化とカスタム化のサイクル現象を説いた「牧本ウェーブ」で知られる。
残念なのは、日本の半導体産業(デバイス産業)が衰退した原因の分析が不十分なところ。垂直統合型から水平分業型への移行というトレンドに乗り遅れたことや、総合電機メーカの一部門でのデパート商法で専門性とスピード感に欠けたことを原因とするが、筆者ならではの視点に欠ける。半導体メーカーの経営に携わった幹部として、いつ、どこで、どのように経営を誤ったかを明らかにし、今後の教訓として活かせるだけの内容がほしかった。