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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/10/29
- 出版社: 人文書院
- サイズ:20cm/207p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-409-34056-1
- 国内送料無料
紙の本
自閉症者たちは何を考えているのか?
著者 マルタン・ジュベール (著),佐藤 愛 (訳),吉松 覚 (訳)
自閉症者にはどのような精神的メカニズムがはたらいているのか? 6人の自閉症の子供たちの診療の記録をもとに、彼らが「考える」内なる世界に、精神分析的アプローチからせまる。【...
自閉症者たちは何を考えているのか?
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商品説明
自閉症者にはどのような精神的メカニズムがはたらいているのか? 6人の自閉症の子供たちの診療の記録をもとに、彼らが「考える」内なる世界に、精神分析的アプローチからせまる。【「TRC MARC」の商品解説】
自閉症者にはどのような精神的メカニズムがはたらいているのか? 彼らが「考える」内なる世界に、精神分析アプローチからせまる。フランス精神分析による六つの臨床ケースと分析
「すなわち精神分析は、私たちが生きることそのものが、暴力に満ちた生と、刺激のゼロ地点としての穏やかな死とのあいだの、緊張関係のなかにあるとみなす。そして自閉症者は、この二つのあいだで別の道を見出す。(…)本書でめざすのは、常同行動などの自閉症的症状を避難所として保持しながらも、生と死の緊張関係を垣間見させるような臨床である。そして、それが可能となる重要な契機として、子どもの臨床を通して分析家が体験する逆転移の苦痛を据えていることが、本書の特徴である」(訳者解題より)
〇目次
第1章 交差
第2章 同一化
第3章 自閉症的思考、それは一次マゾヒズムの回避なのか?
第4章 二重構造とナルシシズムの構成
第5章 穴の穿たれた身体【商品解説】
目次
- 第1章 交差
- 同一化の障害 平らな世界—ある交差の世界 移動の香り 交差から出会いへ 一つの線と二つの点 偶然の成果の再現
- 第2章 同一化
- ある特定の症状複合を小児精神病として自閉症から切り離すことの妥当性について
- 正常な付着性と病的な付着性/身体的同一化 それぞれの物の名前 不変性に
- 奉仕する付着同一性—--ジェレミー
- 相補的な二つの思考様式
- 同一化すべき他者の体験を求めて---レーモン 模倣と同一化のあいだ----ノエ
- 付着性か同一化か 付着同一性/身体的同一化、それは緊張状態にある対なのか?
著者紹介
マルタン・ジュベール
- 略歴
- マルタン・ジュベール/1957年生。精神分析家、児童精神科医として自閉症の子どもたちに対する精神分析的心理療法を発展させた。本書の他に著書として、L'enfant autiste et le psychanalyste,Le Filrouge PUF, 2009がある。
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