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商品説明
白血病で余命いくばくもない20代の橋田久子は、徐福伝説に興味を持ち、古代史の通説に真っ向から挑戦する『もう一つの邪馬台国』という著作の執筆に情熱を燃やしていた。だが取材のため訪れた島根の玉造温泉で、遺体となって発見される。凶器は現場付近に落ちていた日本刀だった。彼女の手には、古代史の常識を覆すかもしれない謎の「金印」が。取材執筆を終始手伝っていた友人の結城泰代が、捜査に乗り出した宮之原警部に協力するうちに、いくつもの謎が次から次へと浮上してくる。【「BOOK」データベースの商品解説】
古代史の通説に挑む衝撃的な本を執筆中だった橋田久子が、玉造温泉で遺体となって発見された。彼女の手には古代史の常識を覆すかもしれない謎の金印が。宮之原警部が捜査を進めていくうち、謎がいくつも浮上し…。〔廣済堂出版 1990年刊の改稿〕【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
木谷 恭介
- 略歴
- 〈木谷恭介〉1927年大阪生まれ。私立甲陽学園卒。浅草の劇団「新風俗」「三木トリロー文芸部」などを経て、ルポライターとして活躍。「赤い霧の殺人行」で旅情ミステリーの分野に進出。
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