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商品説明
日本海軍初の夜戦ジェット戦闘機がB29の編隊と激突! 東京が紅蓮に染まる夜、逆転の秘策を決行する凶相の指揮官…。烈風、秋水、震電、そして橘花。幻翼たちの最後の敢闘が始まろうとしていた。長編戦記ロマン。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
内田 弘樹
- 略歴
- 〈内田弘樹〉1980年愛知県生まれ。中京大学卒業。「幻翼の栄光」で作家デビュー。
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紙の本
「死に逝く理由に納得できる貴様らは、まだ幸運だと思え」
2004/12/26 09:40
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投稿者:成瀬 洋一郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史のIFを追求する架空戦記の1冊。この作品は<橘花>、<秋水>、<震電>など計画だけはあって実用化されなかったもの、実戦投入されることなく消えていった機体を中心に、太平洋戦争末期に存在したかもしれない(もし、もう少しだけドイツとのパイプがつながっていて技術や戦術の導入が行われていたらという)、もう1つの空中戦を描いています。
あくまで幻の戦闘機たちによる空戦がテーマであり、荒唐無稽にならないように設定を考えていますから、これらが活躍するとなるとどうしても日本本土における防空戦。それも戦争末期の米軍の圧倒的な物量を前にしての戦いとなります。それだけに単純明快で痛快な物語とはなりえないことは覚悟して読みましょう。
作者はこの作品がデビュー作ということです。まだ荒削りな部分もありますが、とりあえず次の作品も追いかけてみる価値があると思いました。