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読割 50
紙の本
後宮の宝石案内人 (実業之日本社文庫 実業之日本社文庫GROW)
著者 蒼山 螢 (著)
輝峰国の皇子・晧月は、宦官のふりをして潜り込んだ父の後宮で、下働きの風変わりの少女・晶華に出会う。彼女の猛烈な宝石愛に触れるうち、晧月の退屈な生活は波瀾万丈なものになって...
後宮の宝石案内人 (実業之日本社文庫 実業之日本社文庫GROW)
後宮の宝石案内人
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商品説明
輝峰国の皇子・晧月は、宦官のふりをして潜り込んだ父の後宮で、下働きの風変わりの少女・晶華に出会う。彼女の猛烈な宝石愛に触れるうち、晧月の退屈な生活は波瀾万丈なものになっていき…。【「TRC MARC」の商品解説】
【きっと見つかる、大切なもの。
――実業之日本社文庫GROWからあなたへ。】
大帝国の末っ子皇子の相棒は、後宮最強の宝石オタク少女!?
なんと!!! 後宮を揺るがす大事件を、名コンビが解決!!
「前を向くための背を押してくれる、
宝石のような彼女のことを、もっと知りたい」
――小説家・沖田 円さん大絶賛!
これぞ絶品! 中華風ファンタジー!
輝峰国の末の皇子・晧月にとって皇宮での日々は彩りに欠けたものだった。
しかし宦官のふりをして潜りこんだ父の後宮で、下働きの風変わりな少女・晶華に出会い、その猛烈な宝石愛に触れるうち、晧月の退屈な生活は波瀾万丈なものになってゆく。
自分に価値を見いだせない皇子と、どん底人生にもめげず明るく生きる少女の、痛快中華風ファンタジー!【商品解説】
泥団子娘と呼ばれる「宝石フェチ」の少女と、大帝国の皇子との、不思議な後宮ストーリー! ふたりの想いが交錯する感動エンタメ!【本の内容】
著者紹介
蒼山 螢
- 略歴
- 宮城県在住。2017年、KADOKAWA「あなたの街の物語」コンテストにて優秀賞受賞。2019年、エブリスタ×角川ビーンズ文庫「はじめて」コンテストにて入賞。主に女性向け恋愛ファンタジー小説を中心に電子書籍で発表。近著に、『溺れるイブ 〜わたしが愛を確かめるまで〜』(天海社DIANA文庫)、『追放になった悪役令嬢ですが、王子の猛追から逃げられません』(FREED-GATED FGMoon)、『恋する騎士は嘘つき侍女を離さない』(ミーティアノベルス)、『正剣の騎士は、涙を浮かべた攫われ娘を強く優しく抱きしめる』(天海社DIANA文庫)など。本書が初の紙書籍デビュー。
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やさしいせかい
2022/06/20 00:03
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公のひとりの晧月をはじめとして、
中国の王宮を元にしたであろう世界観で、
とうてい生き残れるとは思えない性格のひとたちばかり。
一人称視点のモノローグ自体は
リズム感もあって面白く読めるのだけれど、
周囲に転がるエピソード達はちゃんと殺伐としているので、
なんともアンバランス。
ラストのエピソードも
もう一枚後ろに黒幕がいないと成立しない気がして、
全体的に惜しい読後感の残る作品だった。