元悪役令嬢は二度目の人生を慎ましく生きたい！ （Ｊノベルライト文庫）

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投稿者：ぽち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙に一目惚れし、購入。
前世で悪役令嬢だったヒロイン、シルフィーは二度目の人生を慎ましく生きようとしているが、そうはいかないお話の序章ってとこ。
お話は実は王子なベルと幼馴染として過ごしてた頃の日常と思い出少々に、王立魔法学院の入学当日に起こったアクシデントとその翌日の出来事が主な内容（Ｐ261）で次巻に続く...
ベルは「好きだ」とか「大切な奴だ」とか言ってはいるが、「恋愛色」は低め。
表紙の絵を見て勝手にもっと甘～いお話を想像してたのでちょっとがっがりもしましたが、これからどうなっていくか楽しみです。
評価は次巻への期待も含めて★4つ。

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前世悪女として人に迷惑をかけまくった結果死んだために、二度目の人生は慎ましく、人の役に立つ治癒師を目指して生きようと決めた主人公。
幼少期に腫れ物扱いだった王子を助けてしまったために懐かれ、人生設計が崩れていく話。

あとがきによるとすれ違いと鈍感さがウリの作品とのことだが、どの辺りがそうなのかわからず。
目標が漠然としすぎて優柔不断な主人公が、押せ押せヒーローを拒絶しきれずに振り回されている話だった。
前世悪女だったのが死んで改心したという辺りもあっさりすぎて、ここまでお人好しに豹変する！？という疑問もあった。
あと、ほとんどの登場人物が王侯貴族らしい話し方をしていないのもなんかなぁ。
作者の他の作品もそうだし、そういう作風なんだけど、じゃあそういう高位の立場の人間にしなくてよくない？という気持ちもあってもやもやしながら読み終えてしまった。
なんかこれで完結みたいなあとがきだったけど、「俺たちの戦いはこれからだ！」みたいな終わりだったし、もやもやが晴れない。