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紙の本
彼女の恐喝 (実業之日本社文庫)
著者 藤田宜永 (著)
奨学金を利用し、六本木のクラブで働きながら都内の女子大に通う圭子。クラブの客・国枝が殺人事件の起きたマンションから飛び出して来たのを見た圭子は、彼に脅迫状を送り…。闇を持...
彼女の恐喝 (実業之日本社文庫)
彼女の恐喝
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商品説明
奨学金を利用し、六本木のクラブで働きながら都内の女子大に通う圭子。クラブの客・国枝が殺人事件の起きたマンションから飛び出して来たのを見た圭子は、彼に脅迫状を送り…。闇を持つ者たちが交錯する心理サスペンス。【「TRC MARC」の商品解説】
藤田宜永 最後の作品
驚愕の犯罪×心理サスペンス
屈折した愛のカタチ――
闇を持つ者たちが交錯する
心理サスペンスの極北!
奨学金を利用し、六本木のクラブで働く大学4年生、圭子。台風が襲った夜、マンションから知り合いの男が飛び出してきた。ニュースを見ると、そのマンションで殺人事件が起きたという。男が犯人? 圭子は脅迫状を送る――。秘密をもつふたりは、次第に接近する。思いが錯綜し、絡み合う珠玉のエンターテインメント。藤田宜永、ダンディズムの結晶。
解説/西上心太
カバーデザイン/町口覚 カバー写真/奥山由之【商品解説】
鬱屈していた女子大生は脅迫状を送る—。藤田宜永氏の魅力が凝縮された驚愕の犯罪×心理サスペンス。著者、最後の作品。【本の内容】
目次
- プロローグ
- 第一章 岡野圭子の思い切り
- 第二章 国枝悟郎の秘密
- 第三章 下岡文恵の疑い
- エピローグ
- 解説 西上心太
著者紹介
藤田宜永
- 略歴
- 1950年、福井県生まれ。早稲田大学第一文学部中退後、渡仏し、エールフランスに勤める。帰国後、フランスミステリの翻訳やエッセイを手がけ、1986年『野望のラビリンス』で小説家デビュー。1995年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞、第13回日本冒険小説協会特別賞を受賞。1999年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、2001年には『愛の領分』で第125回直木賞、2017年には『大雪物語』で第51回吉川英治文学賞を受賞。
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彼女の恐喝
2022/05/08 15:19
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
恐喝し、お金を手に入れた圭子と、恐喝された国枝。お互いを疑いながら、そろそろと探りを入れながらも惹かれていくのが、不自然でなく、おもしろいストーリーだった。
お互いが、何をどこまで知っているのか、一体何者なのか探り合うのが、緊張感があってハラハラした。真実も結末も、予想外。
彼女は素直ないい子なのか、悪い女なのか。賢いのは、確かだった。