桃太郎姫望郷はるか （実業之日本社文庫）

讃岐綾歌藩の若君・桃太郎は、男として育てられた姫君。町娘の桃香に変装し、偽金騒動の真相を探っていると、桃香に一目惚れした材木問屋の若旦那・菊之助が軟派な外見に似合わぬ正義感で助太刀してきて…。【「TRC MARC」の商品解説】

人気シリーズ最新作!

両替商「難波屋」の手代・昇太が殺された。
元金座の職人だった彼は店の蔵で偽小判を見つけ、
南町奉行・大岡越前に相談していたことから、口封じされたおそれがある。

さらに勘定組頭・堀切鉄之信の元家臣・秋月も惨殺される。
「町娘の桃香」こと讃岐綾歌藩の若君(?)桃太郎君は、
堀切とふたつの殺しとの関わりを疑い、周辺を探る。

桃香に一目惚れした材木問屋「信濃屋」の若旦那・菊之助が、
軟派な外見に似合わぬ正義感で、期せずして桃香たちを
助太刀する形で、暴かれた偽金騒動の真相とは?【商品解説】

深川の町娘・桃香の正体は綾歌藩の若君（？）桃太郎。身分を隠し、江戸に巣食う巨悪に体当たりで挑む人気シリーズ最新刊！【本の内容】