嗤う淑女 （実業之日本社文庫）

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投稿者：MＲ1110　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

とにかく主人公がとても怖いです。結末がどうなるのかわからないまま読み進めました。最後は流石の中山七里さん作品という終わり方で終始ダークな感じの物語です。

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投稿者：はなこさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

面白くて一気読みしたけれど、とにかく後味が悪かった。
被害者もそれなりに嫌なヤツなら清々するのかもしれないが、普通の人の人生をめちゃくちゃにしている。
境遇に同情はするものの、薄気味悪く嫌悪感しかないし、あまりにも救いがない。
続編もあるみたいだが、どうしようかな…という感じ。
御子柴シリーズに出てくる宝来弁護士が、この作品でもダメっぷりを露呈していて、同じ世界線にいるのが面白い。

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投稿者：なみ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

生活プランナーとして、相談者の悩みを聞き、変化球で相手を認め、えっと思った隙にするりと相手の心に入り込む。相手に操られている自覚がまるでないのが怖い。後々教唆にならないような話術もすごい。
裁判のシーンは、意表を突かれた。そうくるのかー、という感じと、弁護士の無能さに、苦笑いしてしまった。
整形や、弘樹の件で事情を聞かれていることなど、納得できない点もあるが、最後までおもしろかった。

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投稿者：よいふろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

最初は不幸な境遇の可愛そうな子の話かとおもっていたら、全然違いました・・・
短編が連続した話になっているので読みやすいです。
見た目って、視覚からの刺激が人間一番大きいらしいので、影響受けやすいんですかね。きれいでみんなが振り向くような人から頼られたら男女限らず断れなくなるんですかね。

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投稿者：uruuduki　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「淑女」に抱いていた価値観を見失いそうだ。
　読み終わってもまだ残る、タール様の汗のようなべたつく不快感が有る。
　ここに登場するような人物ばかりだとしたら、世の中嫌になる。
　意地が悪いとか、愚かとかといった話ではない。悪人にしても善人にしても、葛藤は無いのだろうかといった疑問を覚えた。
　弱い人間にしても、悪人にしても、徹頭徹尾悪意ばかりというのがどうもなぁ、といった話の連続で、何が目的の本なのか？？？だけが残った。

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投稿者：むなっしー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

途中までは面白く読めるんですけどね。どんでん返しというかオチというかが雑ですな。電車で読んでると膝から崩れ落ちますな。この手のものはもっと緻密に仕掛けを仕込んでおいてキッチリ落としてくれないと。