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紙の本
不祥事 (実業之日本社文庫)
著者 池井戸潤 (著)
東京第一銀行事務部調査役の相馬健。事務処理に問題を抱える支店を指導する彼に念願の部下がつけられるという。しかし、そこにやってきたのは、スーパー問題女子行員・花咲舞だった…...
不祥事 (実業之日本社文庫)
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商品説明
東京第一銀行事務部調査役の相馬健。事務処理に問題を抱える支店を指導する彼に念願の部下がつけられるという。しかし、そこにやってきたのは、スーパー問題女子行員・花咲舞だった…。ドラマ「花咲舞が黙ってない」の原作。【「TRC MARC」の商品解説】
『花咲舞が黙ってない』
ドラマ化!! 新シーズン原作!
出演・今田美桜 山本耕史 菊地凛子 上川隆也ほか
4月13日[土]よる9時~日本テレビ系で放送!
(2024年4月現在)
痛快すぎる女子銀行員が
ズバッと「事件」を解決!
東京第一銀行調査役についた相馬健。
事務処理に問題をかかえる支店に独り「臨店指導」する彼に、
念願の部下がつけられるという。
しかし、そこにやってきたのは花咲舞。
上司を上司とも思わないスーパー問題女子行員だった――
さまざまなトラブルを解決に導き、
腐った銀行を内側から叩きなおす迷コンビの活躍を描く、
痛快オフィスミステリー!
池井戸潤作品で唯一のヒロインが大活躍!
【目次】
■激戦区
■三番窓口
■腐魚
■主任検査官
■荒磯の子
■過払い
■彼岸花
■不祥事
●解説 加藤正俊(日本テレビプロデューサー)【商品解説】
人気TVドラマ「花咲舞が黙ってない」原作。女子銀行員が「事件」をズバリ解決!池井戸潤の痛快オフィスミステリー!【本の内容】
収録作品一覧
激戦区 | 7−50 | |
---|---|---|
三番窓口 | 51−98 | |
腐魚 | 99−143 |
著者紹介
池井戸潤
- 略歴
- 1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。『果つる底なき』で江戸川乱歩賞、『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞、『下町ロケット』で直木賞を受賞。主な作品に、半沢直樹シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』)、花咲舞シリーズ(『不祥事』『花咲舞が黙ってない』)、『ルーズヴェルト・ゲーム』『民王』『七つの会議』『ようこそ、わが家へ』『陸王』『アキラとあきら』などがある。
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紙の本
銀行での型破りな女性の活躍
2016/07/19 23:15
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は人気作家で元銀行員の池井戸潤が描く、サラリーマンを主人公とした物語である。しかし、その主人公は男女2人だが、実質的には花咲舞である。この種のお堅い職場でよくあるパターンであるが、とても言えない反論を堂々としかも淀みなく、頭取や上司の役員を相手に自分の考えを主張してしまう若い女性行員が主人公である。
男性はその付き添い的な存在で、ごくごくどこにでもいる一般的な人材である。一応調査役という地位にいる。昔は管理職、あるいはその一歩手前に調査役という役職名が付されていたが、今はもうそれを使っているところはないのではないか。
構成は一話読み切りで区切られていて読みやすい。当然複数話で一冊という組み立てである。また、飽きが来ない程度の長さなのでちょうどよい。そう、まるでテレビ化するために作られたような小説である。現に本書一冊分はテレビ化され、好評を博したそうである。さらに、本書の元ネタは所謂新聞小説で、某紙に連載されていた。
この第2シリーズもすでに放映は終えている。副題は「花咲舞がだまってない」である。元気があって大変面白い。サラリーマン化した組織体では皆その騒動の結末、否プロセスが自分に降りかかってくるのを恐れて、花咲舞から距離を置こうとするのだが、コンビを組まされている調査役は逃げるわけにはいかない。なぜ、花咲舞はわざわざ騒動になりそうなことに首をつっこもうとするのか不思議というわけである。
というわけで、現在本屋に並んでいる花咲舞シリーズの文庫版は本書しかないようだ。早く次のシリーズ、否、せめて第2シリーズを出版してほしいものだ。
池井戸の銀行シリーズでは、敵味方がはっきりしている。温和に話をしながら、実は敵対しているというケースは本書では見当たらない。はっきりしている敵の場合は、向こうが警戒をしているのか、緊張しているのか理由は不明だが、かなりの地位にあっても喧嘩腰でモノを言ってくる。これはストーリーが単純化され過ぎていて、あまり面白くない。
ただし、本書のスピード感ではそれは枝葉末節に過ぎず、そこにこだわっていると却って速度が落ちて長所が失われる。
紙の本
女だけど花咲舞にラブ
2020/04/18 22:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラブと言うよりエールを送りたいのとその上司である「卯建の上がらない」相馬調査役にもエール(笑)。読んでいて思うのが花咲舞が主役だけど真の仕掛け人は相馬調査役というスジも見逃せません。これが現実かと思うと少しぞっとするけど(爆)。
紙の本
まあまあおもしろかった
2018/07/18 08:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こたまきむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマを見たことがなく、この本を手に取りました。
銀行という組織の中で、長いものに巻かれず、正義感を持ってきちんと意見の言える花咲さんに、スカッとしました。