紙の本
力強く生き抜いた姿に 元気をもらった
2015/12/06 00:24
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投稿者:ピコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
極貧、またかなり変わり者の主人を 信じ、支えながら、幸せを見出だしていく姿に、元気をもらった。幸せは自分心次第、自分で作っていくものと、改めて思った。ろ
紙の本
良かったです。
2015/09/05 13:01
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投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
何だか元気が出る本だと思いました。著者の、やんわりとした強さ、しなやかさが感じられます。ガツガツしたパワフルさや派手さがなくとも、とても魅力的な女性だと思いました。
紙の本
「鈍感力」の達人
2020/11/20 19:38
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ゲゲゲの女房」は歴代朝ドラの中でベストだと思っています。本書はその原作本。水木氏の極貧時代からの生き証人である布枝さんの本だけあって、水木氏の自伝の裏付けとなる内容でした。布枝さんでなければ、到底水木氏の妻は務まらなかったでしょう。そして、水木氏が元気に活動を続けられたのは布枝さんの存在なくして考えられません。それにしても「生まれてきたから生きている」人間だと評されても笑い飛ばす平凡力の神髄。布枝さんは「鈍感力」の達人でもありました。ところで、荒俣さんが「弟子にしてください」のくだりは面白かったです。
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やっぱ水木しげるは変な人だね。それにしてもこの夫婦の貧乏っぷりは古今亭志ん生並みだなぁ。面白く読めました。
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妖怪漫画に全力を尽くすちょっと変わった夫と、それを陰で支える女房の話。夫婦共働きが主流になっている今からみると、古い夫婦の形かもしれないが、夫が家事などをやらずに仕事にすべてを注ぎ込んだからこそ、名作ができあがり、貧乏から抜け出せたのだとも思うし、それを女房としても誇りを持っているわけだし、理想的な夫婦だと感じた。そして自分はそういう古い形が好きなんだとも感じた。最近の男が弱くなった理由のひとつに、家庭の収入を一人で支える、という責任が薄れたせいもあるのかな。
・「なまけ者になりなさい」とは、なまけものになれるように努力すべきときにうんと努力しておけ、という意味。
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一年前に実業之日本文庫が刊行されたとき、この作品は絶対一年後には文庫化されるだろうと思っていて単行本買うの我慢していました。こういうおだやかな内容のは疲れているときよむといいなーと思います。
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一昔前まで自分は水木しげるという人物がゲゲゲの鬼太郎の原作者意外のことは知らなかった。このエッセイは婦人してんから見た水木の自伝でもある。水木がどんな人物であるか、またそれを取り巻く環境がどうであるか。非常に面白かった
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テレビ・ドラマの原作本であり、文庫本になったのをきっかけに、手に取った。
最初は、テレビ・ドラマの配役のイメージで読んでいたが、次第にイメージの対象が本人たちになっていった。
ほのぼのとしていて、心癒される、いい本だ。若いころの貧乏な生活が今の若い人にとって、新鮮だ。
水木シゲルの人柄によるところもあるのだろう。
サクセスストーリーでもある。
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あらすじというより、話題としてずっと気になっていたので読んだ。人生は一筋縄じゃないことを改めて実感。さらっと、ふらっと読んだ一冊。
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表紙のご夫婦のイラストを見てるだけでも幸せな気持ちになる。
貧乏時代の章のお二方の生き抜く力に心打たれた。
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戦後の日本を力強く生き抜いた、すばらしい夫婦の物語。
水木さんのタフさ、漫画を描く事への情熱の深さに驚いた。また極貧生活の中でやっとの思いで絞りだしたお金を、貯金するのではなくタバコや甘いものなどの嗜好品に費やしてしまう「明日どうなるかわからないので、今この瞬間を大切にする」という姿勢が特に響いた。アイディアの源泉は、こういう普段の姿勢にあるのではないかと思う。
一方で、著者である水木さんの奥様は水木さんに勝るとも劣らない、器の大きさを感じた。かなり謙遜されているが、奥様なしには水木さんの成功はなかったと言えなくもないと思う。
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朝ドラ見たら本も読みたくなって。水木しげるて変わった旦那さん。だけど、布枝さんもすごいよ。平凡て言うけど、その平凡がすごいんだね。平凡は偉大。いい奥さんだなあ。私も布枝さんみたいな奥さんになれるかな。こんなふうに、旦那を信じて支えてあげられるようにならなければ。読んでよかったなあと思えるよい一冊でした。
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遠くに嫁ぐことになって読んで見た本。
新生活のバイブルになるような気持ちになって新居にも持っていきました。
貧しくてもなんとかなるって元気をもらえる作品でした。
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2014 6/3読了。水木しげる記念館で購入。
境港の水木しげる記念館に行ったら、もう一度水木しげる関係を読みたくなり、特に朝の連ドラで見てなかった『ゲゲゲの女房』をまず読んでみようと思っていたところまさに売店にあったので買ってしまった。
境港周辺の話は少なめでメインは東京に移ってからの貧乏暮らし⇒多忙なメジャーになってからの話、なんだけど、水木しげるの人となりを身近な人物の目線からさくっと読めて面白かった。
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いやはや…水木先生には頭が上がりません。奥さん、娘さん達も本当に凄い。
家族の絆をガッチリ固める水木先生は素晴らしい人だと思います…面白可笑しく書いてあるけど、大変だっただろうなぁ…と思う事も沢山ありました。
「終わり良ければすべて良し…」私もそういう風に言える人生にしたいなぁ。