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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/09/06
- 出版社: 実業之日本社
- サイズ:20cm/291p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-408-53794-8
読割 50
紙の本
嗤う淑女二人
著者 中山 七里 (著)
高級ホテル宴会場で17名が毒殺。犠牲者の1人は〈1〉と記された紙片を握りしめていた。防犯カメラには、連続猟奇殺人に関与して指名手配中の「有働さゆり」が映っていて…。『We...
嗤う淑女二人
嗤う淑女 二人
05/02まで通常1,760円
税込 1,232 円 11ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
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商品説明
高級ホテル宴会場で17名が毒殺。犠牲者の1人は〈1〉と記された紙片を握りしめていた。防犯カメラには、連続猟奇殺人に関与して指名手配中の「有働さゆり」が映っていて…。『Webジェイ・ノベル』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
最恐悪女が最凶タッグ! これはテロか、怨恨か?
真相は悪女のみぞ知る――。
戦慄のダークヒロイン・ミステリー、衝撃の最新刊!
高級ホテル宴会場で17名が毒殺される事件が発生。
犠牲者の一人、国会議員・日坂浩一は〈1〉と記された紙片を握りしめていた。
防犯カメラの映像解析で、衝撃の事実が判明する。
世間を震撼させた連続猟奇殺人に関与、
医療刑務所を脱走し指名手配中の「有働さゆり」が映っていたのだ。
さらに、大型バス爆破、中学校舎放火殺人……と、新たな事件が続発!
犯行現場には必ず、謎の番号札と、有働さゆりの痕跡が残されている。
さゆりは「ある女」に指示された手段で凶行に及んでいたが、
捜査本部はそのことを知る由もなく、死者は増え続ける一方で、
犠牲者は49人を数えるのだった……。
デビュー11年目、どんでん返しの筆がますます冴える人気作家が放つダークヒロイン・ミステリー第3弾、ついに刊行!【商品解説】
著者紹介
中山 七里
- 略歴
- 〈中山七里〉1961年岐阜県生まれ。2009年「さよならドビュッシー」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。ほかの著書に「ラスプーチンの庭」「ヒポクラテスの悔恨」など。
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紙の本
大量殺人の目的に戦慄
2021/11/01 20:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
犠牲者が番号札を持ってることから連続大量殺人事件と思われた一連の事件。調べても、調べても関連性が見つからず捜査は難航します。
あの連続殺人犯のピアノ教師が実行犯。身元引受人は御子柴ちゃん、もちろん古手川刑事もチョイ出てくる。
あちらこちらのシリーズが関係していて、中山ファンはニヤリとしてます。もちろん他シリーズ読んでなくても全然OK、だと思う。
さて、この連続事件の不気味な共通点に気が付く人もいます。真相はちゃんと美智留から語られます。
目的のためには手段を選ばないというか、目的を知られないためには手段を選ばない美智留の遂行意識と冷徹な頭脳。彼女はまだまだヤル気です。
モヤっとするシリーズだけど、なぜかやめられない。
紙の本
反社会性パーソナリティ障害
2021/09/12 11:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても見事なクライムノベルだ。反社会性パーソナリティ障害は、社会の規範を破り、他人を欺いたり権利を侵害したりすることに罪悪感を持たない障害とされている。そんな障害を有すると思われる二人の悪女が出会い、手を組むことになれば、社会は混乱するだけだ。物語の結末は、今後の展開を予期させるが、反社会性パーソナリティ障害は生得的なものと後天性のものが交じり合うものなのか、と、考えてしまう。
紙の本
こういう人間がいたら怖い
2022/11/12 09:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の楽しみのために犯罪を画策して他人(淑女のうちの一人)に実行させる淑女(もう一人の淑女)。ホテルの同窓会で一気に17人を毒殺したり、観光バスを爆破したりスポーツジムを爆発させて複数名を死傷させたり、やりたい放題で、現実にこういう人がいたら非常に恐ろしいと思いながら読みました。淑女同士の最後のやりとりも怖かったです。
紙の本
合唱に次ぐファンブック枠
2021/10/08 01:00
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投稿者:unknown - この投稿者のレビュー一覧を見る
ファンにとっては主要キャラが多数登場するので面白いとは思いますが、美智留とさゆりの立ち位置があるとは言え、この結末はちょっと解せないかなと。
勿論、読み易く精緻な筆致は健在で、並の作家さんなら☆4なんですけどね。
電子書籍
嗤う
2023/04/27 22:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
笑うでなく、嗤うなのです。美智留とさゆりの二人の女が、やることなすこと、考え方といい……なんともいえないです。ラストも、いわば後味悪いし……しかし、読み始めると、次々とページをめくりたくなりました。こういう話のお好きな方、オススメ……