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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/11/06
- 出版社: 実業之日本社
- サイズ:20cm/233p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-408-53672-9
読割 50
紙の本
緑と赤
著者 深沢 潮 (著)
どうして伝わらないのだろう。こんなに近くにいるのに。ふたつの国で悩み、立ち上がる人々の青春を描く傑作長編。【「BOOK」データベースの商品解説】生まれて初めて手にするパス...
緑と赤
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商品説明
どうして伝わらないのだろう。こんなに近くにいるのに。ふたつの国で悩み、立ち上がる人々の青春を描く傑作長編。【「BOOK」データベースの商品解説】
生まれて初めて手にするパスポート。表には、まったく読めないハングル文字…。ふたつの国で悩み、立ち上がる人々の青春を描く。文芸WEBマガジン『ジェイ・ノベル プラス』等掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
深沢 潮
- 略歴
- 〈深沢潮〉東京都生まれ。2012年「金江のおばさん」で第11回女による女のためのR−18文学賞大賞を受賞しデビュー。ほかの著書に「ランチに行きましょう」「ひとかどの父へ」など。
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書店員レビュー
日本と韓国の間で戸惑う心を丁寧に描く
ジュンク堂書店ロフト名古屋店さん
在日社会や韓国と関わることなく育ってきた在日韓国人の知英、その友人でK-POP好きの梓、新大久保のカフェで働く韓国人留学生ジュンミン、ヘイトスピーチに対するカウンターを続ける良美、日本に帰化しているが今は韓国で学ぶ龍平。章ごとに視点を変えながらヘイトスピーチなど日本人と韓国人と在日韓国人の間に存在する問題に関わり悩み揺れる姿が描かれる。声高に正義を語るようなことはないが、自分は何をできるのか何をすべきでないのかというようなことを考えさせられる物語だ。