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商品説明
東京・八王子の置屋「夢民」に在籍する五人の芸者たち。彼女たちは人生の逆境をのりこえて最高の芸を見せることができるのか。そしてままならぬ恋の行方は…!?傑作『ある日、アヒルバス』の笑いと感動再び!【「BOOK」データベースの商品解説】
元キャバクラ嬢の未以、元看護師の茂蘭…。八王子の置屋に在籍する5人の芸者たちは、人生の逆境をのりこえて最高の芸を見せることができるのか。そして恋の行方は? 『月刊J‐novel』連載を加筆修正して単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
山本 幸久
- 略歴
- 〈山本幸久〉1966年東京都生まれ。中央大学文学部卒業。編集プロダクション勤務を経て「笑う招き猫」で第16回小説すばる新人賞を受賞し作家デビュー。他の著書に「ある日、アヒルバス」「一匹羊」等。
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紙の本
悪くはないが、ちょっとチープな仕上がりかな、という感じ。
2015/09/09 09:57
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
置屋「夢民」に所属する五人の芸者のそれぞれを一章ごとに描きつつ、微妙に話は繋がっていく…という構造が、変化を感じられていい。ただ、話の落としどころがいまいちすっきりしないことが多い。どの話かは具体的に書かないが、後にどうなるかは知りません、というような無責任な感じの漂う結末なのだ。話の雰囲気としては楽しく描かれているだけに、「この主人公の今後は?」とふと気になってしまう。
そういう意味で、純粋に楽しいと思えたのは元プロレスラーの兎笛の話くらい。無骨で恋愛とは無関係の彼女にひょんなことから春が訪れる、という感じのベタな話だが、そのベタさがよかった。