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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.5
  • 出版社: 実業之日本社
  • サイズ:20cm/267p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-408-53574-6

紙の本

あの日にかえりたい

著者 乾 ルカ (著)

「できることなら、俺はあの日に帰りたい。帰りたいんだ。帰って女房を…」車いすの老人が語った言葉の真意とは—表題作ほか、時の残酷さと優しさ、そして時空を超えた小さな奇跡と一...

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あの日にかえりたい

税込 1,650 15pt

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商品説明

「できることなら、俺はあの日に帰りたい。帰りたいんだ。帰って女房を…」車いすの老人が語った言葉の真意とは—表題作ほか、時の残酷さと優しさ、そして時空を超えた小さな奇跡と一滴の希望を描く、著者渾身の6篇。【「BOOK」データベースの商品解説】

「できることなら、俺はあの日に帰りたい。帰って女房を…」 車いすの老人が語った言葉の真意とは。時の残酷さと優しさ、そして小さな奇跡を描いた6篇を収録。『月刊ジェイ・ノベル』掲載に書き下ろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

真夜中の動物園 5−57
翔る少年 59−101
あの日にかえりたい 103−147

著者紹介

乾 ルカ

略歴
〈乾ルカ〉1970年札幌市生まれ。「夏光」で第86回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。ほかの著書に「プロメテウスの涙」など。

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みんなのレビュー64件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

伏せられたトランプのカード

2012/02/19 21:07

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:お月見 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 乾ルカさんは、伏線を張るのがとても上手な作家さんだと思います。そして、変な表現ですが、伏線に対して律儀に、ある種の責任と愛着をもって向かいあっているような気がします。
 本書に収められた短編はどれも、生者と死者、現在と過去と未来、出会いと別れが交差します。どのお話も、ラスト近くで、何と何が交差するのか、種明かしのように鮮やかに示されるのです。
 最後のお話、「夜、あるく」の中の登場人物の、「トランプだって、伏せられたカードが配られているときが一番わくわくするでしょう?」という台詞を読んでいて、そうだ、乾さんの小説を読んでいると、伏せられたカードが目の前に数枚並べられているのを、一枚、一枚めくっていくような気持になるなあ、と思いました。
 時には伏せられたまま、謎は謎のままのカードがあったり、だけどきちんと謎が想像できるようなヒントが、会話や描写に隠されている。
 「真夜中の動物園」の伏せられたまま、仄めかしている未来のカード。「翔る少年」の、最後に開かれたカードの作文。「あの日にかえりたい」の、残酷にめくられ、どこかに消えていったカード。「へび玉」のやるせない思いは、その後に続く「did not finish」や最後の「夜、あるく」に隠されたカードに、答えのようなものが示されている気がします。
 そして読み終えても、つい物語の最初に戻って読み返してしまう、せつなさと生きることへの愛しさに満ちた本でした。

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紙の本

かなり「来ました」。これからハマリそうです。

2011/12/22 07:54

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る

短編集ですが、テーマは貫かれています。タイトル通りなのですが、昔-若かったころ、現役だったころ-に何か「忘れ物」をしてきた人物が登場します。その「忘れ物」を胸に抱えたまま年齢を重ねて、体が不自由になってもそれを見つけに行く、という気持ちは捨てきれない。そんなお話が詰まっています。

人間だれにも訪れる、死という問題(それが不慮の事故でも自ら手を下したものであっても)、そして「時」、いずれも人間の力では、どうにもならないものがベースになるストーリー。なにがしかの要因で、過去の自分を俯瞰してみると、そこには「かつては持っていたが今は失くしている」あるものに気づいたりする。

時制を複数もつ物語って、とても読みにくい。同様に「書きにくい」んだろうと思う。けれども、著者はその時制、時空の空間を自由に飛び回る、心地よい文章を読ませてくれている。ものすごい才能だなあ、って思う。

現在の意識のまま過去に戻る、タイムマシン的な展開が多いんだけど、「科学的」にどうこう、という理屈をつける前に、すんなりと沁み込む感じなんですね。小説だから、っていう当然の理由を考える間もなく、先を読みたくてのめり込んでいる自分がいるんです。
小説を読むのを再開した自分には珍しいこと。

さて、自分が過去に置いてきた「忘れ物」はなんだろう。もう一度戻れるとしたら「いつ」に行こうか。過去は変えられないけれど、もしもそれができるのであれば...という気持ちにもなってしまう。本書のテーマはそうではないんですけれどね。むしろ、過去から蓄積された「今」を大事にすること、そして、予測できないからこそ輝いている「未来」へ向けて希望を持とう、というメッセージであるように捉えました。勝手な解釈ですが、ポジティブだから許容してください。

著者が何歳かはしらないけれど、「年を取る」という残酷さ、についての描写はみごとです。見た目、も含めて衰えていくのを自覚するのは悲しいことなのかもしれません。それでも、年をとることの素敵な側面を見据えていかねばならないよね。だって、抗えないし、不可能なものをどうこうしようと考えても無駄。であれば、やはり、「今」を精一杯生きて、「未来」に希望を持つ。これですよ。

著者の本、もっともっと読んでみたい。出会えたことに感謝です。

【ことば】可能性とは未来をしらないからこそ存在するのだ。

時空を超えられないからこそ、「わからない」からこそ、希望があり未来がある。知っていたら可能性ではなくて確定になってしまう。それだと輝かない。悔いないように生きることだ。たとえ途中で「忘れ物」をしても、それでもその先は悔いのない生き方ができるようにしたい。

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2010/06/05 13:19

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2010/06/09 17:36

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2010/06/12 19:54

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2010/06/29 08:27

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2010/11/28 12:45

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2010/07/02 16:31

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2010/07/26 01:31

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2010/07/25 22:52

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2010/08/01 23:02

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2010/09/18 16:39

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2010/09/10 15:50

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