主よ、永遠の休息を

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必ずしもハッピーエンドが良いとは思わないけど、おとしどころが無いというか、救われないなあ・・・と思った。
作品の評価うんぬんというよりは、ひたすら幼女暴行に対する生理的嫌悪感が勝ってしまう。

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やっぱり上手いよね。冒頭から一気にストーリー展開に
持っていかれます。ダラってするとこもないし、
結末を知りたくて手が止まらないことは確かです。
...ただなんとなく哀しい結末に向かって秒読み
されている雰囲気がつきまといます...。

で、うーん...段々ここ最近の誉田作品と自分の好みに
ズレを感じ始めています。今作もそのズレを更に
明確にしたような（あくまでも個人的にですが）
後味の悪い作品。なんとなく途中からいやーな感じが
したんですが、正直この結末はツラい...。そもそも、
プロット自体が結構キツいなぁ。
同じ重たくなってしまっても道尾さんの方がも少し
救いがあるような展開にしてくれるような
気がするんですよねー。

そろそろ武士道〜路線のスカっとする「明」
の方の誉田作品読みたいよー。

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ふくせんがわりと早めに出てきて、結末にドキドキするような展開ではないです。また、気持ち悪くなる描写や結末により読後感が良くないです。題名はなるほどなーと思いました。

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「殺気」に続き、またもや幼女拉致事件のその後。
早い時点で真相はある程度想像できてしまいはしたが
しっかり最後までひっぱってくれるのでＯＫ。

サブキャラの使い捨ては相変わらずだし
結末にはもう少し救いが欲しいとも思うが
「殺気」を読んだ後だけに、「読ませる」ってだけで満足。

【図書館・初読・4/22読了】

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事の真相は丁寧な伏線のおかげもあってわりと早い段階で読めてしまうのですが、それは決して欠点とはいえません。ただ、あのケリの付け方はないだろうと。救いがないにも程がある。ということで、それなりに面白いお話ですが、★三つ。

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タイトルと本文のギャップが大き過ぎ。本文中の心の中の声が、ちょっとウザい。
ストーリー自体は、至って普通。
落ちも分かっちゃうし。
元がホラーでデビューしたから、今作もホラー色が若干強いけど、この人の作品は警察物がやっぱり面白い。

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小さな事件から引き起こされる、過去の事件と悲劇の物語。展開はスリリングで引き込まれるのだけれど。これはあまりにも酷い……！　そりゃああの人が事件を隠蔽しようとしたのも分かるし、真相を明らかにすることなんて到底できなかっただろうけれど。この結末はあまりにも悲しすぎて。他の道はなかったのかなあ。
つくづくこういう犯罪者は許せないものですが。増えてるよねこういうの……現実に照らし合わせて怖くなってしまったのでした。

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『武士道シリーズ』しか知らない人には意外に思えるかも知れませんが主役級の登場人物をあっさりと非情に死なせてしまうのは誉田さんの持ち味のひとつですね。
読後感の苦味も〝良薬､口に苦し〟誉田さんらしいなと思った。
事件を追う鶴田目線の間に桐江目線がスースーッとはいってきて次第に真実が明らかになって重なりあっていく展開は流石！ぐいぐいと読ませてくれます。
小児性愛、誘拐殺人と重く暗いテーマを軽めのタッチで書くことによって作品全体としてはそんなに重苦しいものにはなってないのもよかったです。

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後味が悪すぎる。
あと展開がご都合主義な気がしなくもない。
さくッとは読めるのだけれど、どうもなー。

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+++
通信社の東京支社社会部に勤務、池袋警察署の記者クラブに詰める鶴田吉郎。コンビニ強盗現場に居合わせて犯人逮捕をスクープし、店員芳賀桐江と知り合う。逮捕に協力して立ち去った男から、暴力団の事務所が襲撃された事件を知らないか、という奇妙な問い合わせが。襲撃の有無を調べる過程で吉郎は、14年前に起きた女児誘拐殺人事件の「犯行現場と思しき実録映像」がネット上で配信されていたことを突き止める。犯人は殺害を自供したが、精神鑑定によって無罪となり…。
+++

通信社の若手記者・鶴田と、コンビニ店員の桐江が交互に語る形である。初めは単なるコンビニ店員と常連客だったのが、桐江がレジに立つときに起こったコンビニ強盗の現場に偶然鶴田が居合わせたことから、思わぬ方項に物語が動きはじめるのである。本人たちにもその時点ではまったく自覚がないままに、である。桐江が抱えるトラウマと、鶴田が追う事件との関連はかなり早い時点で想像でき、読者も真実に近づけるのだが、それはあくまでも近づいただけであって、真実はさらに想像を絶するおそましさであり、痛ましさである。桐江があまりにも哀しすぎる。胸が痛む一冊である。

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久しぶりに読もうと思って借りたけど読む気にならず。

「武士道シリーズ」と言うより「ストロベリーナイト」系なんだろうな。
ブクログのコメント見て納得。

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記者とコンビニ店員、それぞれの一人称で物語りが進む。
文体はとても読みやすい。
最初はゆっくり、徐々にスピードがあがり、
残り1/3以降に一気に加速…そして、幕。
そんな感じで、物語りに引き込まれた。
事件の内容（宮崎事件に類似）・後味ともに、けっして良くない。
が、読了したとき、僅かだがヒカリのような物を感じた。

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特ダネよりも真実をという記者がどれだけいるのだろうか、それすらも信じられない現在のマスコミの姿。そういうイメージもマスコミの力なんだろうけどね。異常者の精神を追っていくのに少し疲れるかも…

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最後はあれでよかったんだと思う。
あのまま生きていても辛すぎるから、あの結末の方が納得がいく。

しかし、中盤、あの変態男が出てきたあたり、リアルすぎてゾクゾクした。。
怖いなぁ。
玄関で、「僕だよ。バァ。」が特に怖い。。

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若手の新聞記者とコンビニの女子店員
交互に日常生活を一人称視点で語る。

冒頭から一気にストーリー展開に持っていかれます。
中だるみすることもなく
結末を知りたくて読むのを辞めたくない状態だったかな？
...ただなんとなく哀しい結末に向かって秒読み
されている雰囲気がつきまとい・・・
でも、これで良かったのかも。