サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

ブックオフ宅本便ポイント増量キャンペーン ~4/15

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 29件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.9
  • 出版社: 実業之日本社
  • サイズ:20cm/415p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-408-53513-5

紙の本

ア・ソング・フォー・ユー

著者 柴田 よしき (著)

呪いの藁人形、捨てられた赤ん坊、骨折した靴磨き、逃げたインコ、殴られたゲーセン景品売り、消えた骨壷。絡み合う謎を解きほぐすその探偵は、絶望の淵にいる子を決して見捨てない。...

もっと見る

ア・ソング・フォー・ユー

税込 1,870 17pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

呪いの藁人形、捨てられた赤ん坊、骨折した靴磨き、逃げたインコ、殴られたゲーセン景品売り、消えた骨壷。絡み合う謎を解きほぐすその探偵は、絶望の淵にいる子を決して見捨てない。「ブルーライト・ヨコハマ」「アカシアの雨」「プレイバックPART3」「骨まで愛して」。懐かしい歌謡曲の響きになぞらえた四つの物語。弱く哀しい人間への優しい眼差しが注がれた連作ミステリーの傑作。【「BOOK」データベースの商品解説】

「ブルーライト・ヨコハマ」「アカシアの雨」「プレイバックPART3」「骨まで愛して」。懐かしい歌謡曲の響きになぞらえた4つの物語。無認可保育園の園長兼私立探偵・花咲慎一郎シリーズ。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

ブルーライト・ヨコハマ 5−110
アカシアの雨 111−208
プレイバックPART3 209−312

著者紹介

柴田 よしき

略歴
〈柴田よしき〉1959年東京生まれ。青山学院大学卒業。95年「RIKO」で横溝正史賞を受賞しデビュー。ほかの著書に「回転木馬」「小袖日記」など。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー29件

みんなの評価3.9

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (14件)
  • 星 3 (8件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

保育園長、裏社会を奔走する!

2007/09/28 02:45

11人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アルビナ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ハナちゃんこと花咲慎一郎探偵の待望の新刊だ。
告知されたときは今か今かと待ち望んでいたが、今回も期待を裏切らない感動をくれた。

特に好きなのは、子どもの純粋さに泣いた『プレイバックPART3』と、お馴染みの悪徳インテリヤクザ山内練の意外な友達が登場する『骨まで愛して』。山内の秘書・長谷川環も登場して賑やかに動いているうえ、麻生探偵も少しだが印象的な出番があるので『聖なる黒夜』の読者は楽しみが増すかもしれない。

ハナちゃんシリーズはこれで四作目になるはずだが、今までのシリーズを未読でも全く問題ない。短編集なので、ちょっとした時間に読めるので未読の方にもお勧めだ。



↓以下はシリーズ初読の方への推薦文として。参考になれたら幸いです。


このハナちゃんシリーズが面白い理由が2つある。

一つは、探偵業を営む動機。
主人公・ハナちゃんの本業は、新宿二丁目にある無認可保育園の園長である。主に水商売で働く多国籍な女達の幼児を預かっているため、国からの認可を得ることは難しい。経営も不安定だが国からの援助金もなく、園は万年赤字状態。。しかし、可愛い子どもたちのため園を潰すことだけは出来ないと一発奮起し、運営費用を稼ぐために、探偵として裏社会に関係した危ない依頼を引き受けてゆく。このハナちゃんの捨て身ともいえる優しさが物語の根幹をなしている。

もう一つは、ハナちゃんの周囲の女たち。
子どものためにトラブルに巻き込まれるハナちゃん。そんな彼を支援するのが、保母の敏江・末子・南、野添女医、元妻で弁護士の麦子、彼女でオーナーシェフの理沙ら、それぞれの専門分野のプロである女性たちだ。困ったときはいつでも手を差し伸べるてくれる。信頼できる彼女らの協力があるからこそ、自由に動けるということをハナちゃん自身も理解している。登場する女性はほとんど独身か離婚暦のある女性だが、それぞれが職業に誇りをもって自分らしい生き方を歩んでいる。地に足をつけた彼女たちの生き方に共感を覚える人も多いはずだ。

探偵小説といっても、トリックを破ったり論理的推理をするというより、柴田よしき先生らしい、人と人の繋がりや他者の感情や内面に重点を置いている作品。


今作は幼稚園の場面がほどんどなかったので、
既刊の三作、『フォー・ディア・ライフ』『フォー・ユア・プレジャー』『シーセッド・ヒーセッド』で是非チェックしてみてください。


このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。