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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.7
  • 出版社: 実業之日本社
  • サイズ:20cm/307p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-408-53508-1

紙の本

大延長

著者 堂場 瞬一 (著)

初出場でありながら、大会屈指の好投手を擁して勝ち上がった、新潟の公立進学校・新潟海浜。甲子園の常連で、破壊的な打撃力を誇る、東京の私立・恒正学園。両校間で行われた夏の全国...

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大延長

税込 1,760 16pt

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商品説明

初出場でありながら、大会屈指の好投手を擁して勝ち上がった、新潟の公立進学校・新潟海浜。甲子園の常連で、破壊的な打撃力を誇る、東京の私立・恒正学園。両校間で行われた夏の全国高等学校野球選手権大会・決勝戦は、延長15回の熱闘に決着がつかず、優勝決定は翌日の再試合に持ち越された。監督は大学時代のバッテリー同士で、海浜のエースとキャプテン、恒正の四番バッターは、リトルリーグのチームメート。甲子園球場に出現した奇跡の大舞台で、互いの手の内を知り尽くしたライバルたちの人生が交差する。エースの負傷欠場、主力選手の喫煙発覚など、予期せぬ事態に翻弄されながら“終わらない夏”に決着をつけるため、死闘を続ける男たちの真摯な姿、“甲子園優勝”をとりまく数多の欲望の行方を、俊英が迫力の筆致で描いた傑作長編。【「BOOK」データベースの商品解説】

最後に勝つのはあいつか、俺か−。夏の甲子園。決勝戦の延長引き分け再試合。予期せぬ事態に翻弄されながら“終わらない夏”に決着をつけるため、死闘を続ける男たちの真摯な姿、「甲子園優勝」をとりまく欲望の行方を描く。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

堂場 瞬一

略歴
〈堂場瞬一〉1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒。2000年「8年」で第13回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。他の著書に「蒼の悔恨」「神の領域」など。

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評価内訳

紙の本

高校野球の魅力満載の快作

2007/11/08 22:03

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:栗太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 大抵のスポーツ小説は、筋書きのあるドラマだと思う。物語ならではのドラマチックな筋立て、類型的ながら魅力溢れる登場人物、そして読者の多くが納得する勝負の行方。
 スポーツノンフィクションでなく小説を読む以上、誰も散々じらされたあげくの着地点でこけたくはない。ハラハラドキドキしながらも(むろん、主人公が波乱なく淡々と勝つのは駄目だ)、最後には自分が応援するチームや選手には、きっちり勝ってもらわなければならない。「勝つ」と言うのは、単純に試合の結果や数値の優劣ではないけれど。

 ヒーローとヒロインが最後には結ばれるロマンス小説のように、スポーツ小説もある意味で予定調和の物語だ。予想通りの結果では「なーんだ」となり、無理に外せば「そんなの許せん!」となる。このジレンマを解消すべく、クライマックスの勝敗を明示せず「後はご想像にお任せします」とやる書き手も少なくない。一方で物語の導入部分で、さっさと結論を明示してしまう書き手もいる。
 「大延長」は後者のパターンだった。プロローグで、一人の男が15年前の試合を思い浮かべる。引き分け再試合となった甲子園の決勝戦だ。本を開いて1ページ目で、読者は大勝負の結果を知ることになる。これは、かなり大きな賭けだ。
そして本編。時は15年遡り、歴史に残る大一番が始まる。


 野球というスポーツは小説、漫画、ドラマ等ジャンルを問わず人気のある題材だ。ルールがわかりやすいこと、攻守・静動がはっきりしていること、団体球技でありながら個人戦も堪能できること、9人という描きわけに適当な人数編成であること、おまけにバッテリーや、ピッチャー対バッターなど強調できるとり合わせがあること、理由は諸々だろうが。
 児童文学や少年漫画のジャンルでも野球物は多数あり、人気のある作品はどれもそれなりに面白いが、やはり子ども目線が鼻につく。自分で自分の生活を支えていない者特有の甘え、我儘、傲慢、思慮の浅さ。子どもが主役の作品では、大人たちは大抵つまらない脇役だ。
 「大延長」では、球場で死闘を繰り広げる選手たちだけでなく、彼らを取り巻く大人たちが、じっくり書き込まれていた。両校の監督や部長、解説者、OB会メンバーなどの存在が、物語に厚みを持たせている。わずか数時間の、たかが野球の試合が、人生そのものに成り得る瞬間を堪能してみて欲しい。

 ケチをつけるとすれば、タイトル。「大延長」という単語そのものが、しっくりこない。大きな延長? 副題の「The Endless Game」がピタリとはまる日本語は難しい。

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2008/03/17 20:07

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