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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.9
- 出版社: 実業之日本社
- サイズ:20cm/330p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-408-53387-4
紙の本
生死不明
著者 新津 きよみ (著)
新婚半年で夫が失踪した。生死不明のまま3年が過ぎ、待ちつづける妻には新しい恋人が出現したが、ある日「ご主人は生きています」という差出人の名前のない手紙が届く。書き下ろしミ...
生死不明
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商品説明
新婚半年で夫が失踪した。生死不明のまま3年が過ぎ、待ちつづける妻には新しい恋人が出現したが、ある日「ご主人は生きています」という差出人の名前のない手紙が届く。書き下ろしミステリー。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
新津 きよみ
- 略歴
- 〈新津きよみ〉1957年長野県生まれ。青山学院大学文学部フランス文学科卒業。「両面テープのお嬢さん」で作家デビュー。他の著書に「二重証言」「婚約者」「彼女たちの事情」など。
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紙の本
4千8百60万分の1の偶然
2001/02/20 01:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藍桐 - この投稿者のレビュー一覧を見る
“約4千8百60万分の1”三つの偶然が重なって起こる確率。この数字が主人公の女性をじわじわと追いつめていく。
夫が失踪してから三年が過ぎようとしている主人公の女性には心を通わせることのできる新しい男性がいた。離婚を申請することができるようになるには夫が失踪してから三年という月日が必要だった。その三年を目前にして次々とおかしな事件が起こり始める。
そして、その事件を通して初めて見え始めた夫の意外な一面と思いもしなかった夫の過去の罪。更においうちをかけるように発覚する信じていた新たな恋人の過去、親友とその夫との関係。
見えない存在に操られながら主人公がたどりついた真実とはなんだったのか。平凡だった女性が色々なものに操られながらもやっとの思いで真実にたどり着き、そして自分の人生を選択するその最後の決断に爽快感のあるミステリー。