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  • みんなの評価 5つ星のうち 3 17件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.4
  • 出版社: 実業之日本社
  • サイズ:20cm/277p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-408-53334-3

紙の本

ジュリエットの悲鳴

著者 有栖川 有栖 (著)

1990年から98年の間に発表した短編、ショートショートのうち単行本未収録で、シリーズ・キャラクターが登場しないもの12編を収録。雑誌未掲載の結末も収載。【「TRC MA...

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ジュリエットの悲鳴

税込 1,870 17pt

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商品説明

1990年から98年の間に発表した短編、ショートショートのうち単行本未収録で、シリーズ・キャラクターが登場しないもの12編を収録。雑誌未掲載の結末も収載。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

落とし穴 7-34
裏切る眼 35-64
遠い出張 65-70

著者紹介

有栖川 有栖

略歴
〈有栖川有栖〉1959年大阪府生まれ。同志社大学法学部卒業。書店勤務を経て、作家に。著書に「幻想運河」「ブラジル蝶の謎」「双頭の悪魔」「マジックミラー」など。

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みんなのレビュー17件

みんなの評価3.0

評価内訳

紙の本

ご、ごった煮…

2002/03/18 00:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Hiro - この投稿者のレビュー一覧を見る

 作者曰く『ごった煮』の短編集。有栖川さんの作品は、いままでシリアスな系統のものばかり読んで来たので、こんなユーモアのセンスもあるんだなー、と感心。「登竜門が多すぎる」は、声をだして笑ってしまった。もの書きの方々必見。もちろんシリアスな短編もあります。犯人あてクイズみたいなのもあって、やさしすぎず難しすぎず、で面白かった。

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紙の本

「いかにも有栖川」な短編の数々。

2001/05/29 12:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みやぎあや - この投稿者のレビュー一覧を見る

 有栖川有栖は読み切り、シリーズものを問わず作中に微妙なブラックジョークを混ぜるのが上手い作家さんですが、この本の中のどの作品も毒々しくならない程度にひとをくった文章が効いていて「いかにも有栖川」という感じがしました。
 中でも笑わせてもらったのが作家志願の青年の所に奇妙なセールスマンが現れる「登竜門が多すぎる」。自分の所にやって来たら案外買ってしまうかも?な胡散臭い道具の数々を披露してくれるのが面白かった。

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紙の本

お得な21篇

2001/02/08 00:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヤスフミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 有栖川有栖氏といえば、『双頭の悪魔』のようなガチガチの本格ミステリや、「国名シリーズ」のようなユーモアも入った読みやすい本格ミステリ、それに『幽霊刑事』のような感動的な作品も書ける、非常に幅広いミステリ作家です。
 しかし、この『ジュリエットの悲鳴』には、それらのどれにも引けを取らないほどの勾玉短編・超短編が21篇も入っているのです。笑える作品が多く、有栖川氏をよく読む人も、全く知らないような人でも楽しめる内容になっています。
 中でも『多々良探偵の失策』と『世紀のアリバイ』の二つは、たった4ページしかないのに普通の短編以上の面白さを味わえます。捻りの効いたラストの落ちが、抜群の効果を上げています。
 そして、なんといっても目玉は『登竜門が多すぎる』です。これは、作家志望の主人公の家に突如やってきたセールスマン。彼が売っているのは、ミステリを上手に書くための様々なグッズ。例えば、変換機能やルビ機能が充実しているペダンチック・ミステリ専用のワープロソフト、その名も「一太郎」ならぬ「虫太郎」。他にも、ミステリネーミング機「名付け親(ゴッドファーザー)」等等、ミステリファンなら思わず笑ってしまうような小ネタが散りばめられています。
 他にも、「パテオ」のような作品もあります。夢の中にあるパテオ、そこに行くと、自分でもびっくりするような素晴らしいアイディアが浮かんでくる、という内容。この作品には、作家・有栖川有栖の、そんなことがあればいいなぁ、という願望がそのまま映し出されているかのように思えます。

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紙の本

書き散らし

2001/05/19 11:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:春都 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 短編集だからなのかもしれないが、どれも「無難」にまとめたなという印象が強く、インパクトはあまりない。
 読者(つまり僕)が有栖川有栖氏に求めているものがあるとするなら、この作品集ではちょっと物足りないと感じざるをえない。かろうじて「登竜門」と「ジュリエット」が良かったかなというところ。

 よく「書き散らしたコラムや書評を集めたところで、ひとつの評論書とは数えない」という意見を聞くが、これはその作家版である、とは言い過ぎだろうか。初出の雑誌がミステリ系の作品が少ないからかもしれない。
 「有栖川作品」と意識しなければ、まあそれなりに面白いのだが。

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2004/11/27 21:32

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2005/01/22 19:49

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2007/10/02 09:59

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2008/08/08 12:51

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2009/01/24 01:30

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2009/12/10 21:37

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2010/01/15 13:57

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2010/07/21 01:15

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2012/10/04 18:46

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