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商品説明
北関東の県庁所在地で発生した風俗嬢殺し。事件を担当した県警本部捜査一課警部補・古城辰郎は無実の容疑者を自殺に追い込み、警察から放り出された。家族とは別居、浮気専門の調査屋に身をやつして四カ月経ったある日、ひとりの少年が、真犯人は地元暴力団北星会のチンピラだ、と訴えてきた。被害者は少年の恋人だったらしい。在職中、県警と北星会の癒着に気づき、暴力団対策担当の捜査四課・室町貴之と共に極秘調査を進めていた古城は、自分が上層部に嵌められたのではという疑念を抱く。真実を求めて街を歩く古城だったが、やがて北星会の内部抗争が勃発し、街には拭いがたい腐臭が立ちこめた…。警察と暴力団の癒着によって荒廃し、絶望に支配された街に“正義”を取り戻すため、強大な敵に対峙する元刑事の人生を賭した闘い。【「BOOK」データベースの商品解説】
組織の掟に縛られて、おれは大事なものを喪った−。警察と暴力団の癒着によって荒廃し、絶望に支配された街に「正義」を取り戻すため、強大な敵に対峙する元刑事の人生を賭した闘いを描く探偵小説。〔2004年刊の再刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
永瀬 隼介
- 略歴
- 〈永瀬隼介〉1960年鹿児島県生まれ。週刊誌記者、ノンフィクションライターを経て、「サイレント・ボーダー」で小説家デビュー。著書に「去りゆく者への祈り」「永遠の咎」など。
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