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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.4
  • 出版社: 実業之日本社
  • サイズ:21cm/549p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-408-21039-0
コミック

紙の本

昭和漫画風雲録 地の巻 なつかしの漫画・SF漫画

著者 手塚 治虫 (監修),日本漫画家協会 (編),赤塚 不二夫 (ほか著)

漫画がコミックでも劇画でもなかった時代の瑞々しさと明るさにみちた作品の数々! 地の巻には、なつかしの漫画とSF漫画を収録。「日本漫画代表作選集 第1巻・第6巻」(昭和55...

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昭和漫画風雲録 地の巻 なつかしの漫画・SF漫画

税込 2,090 19pt

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紙の本
セット商品

昭和漫画風雲録 3巻セット

  • 税込価格:6,05055pt

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商品説明

漫画がコミックでも劇画でもなかった時代の瑞々しさと明るさにみちた作品の数々! 地の巻には、なつかしの漫画とSF漫画を収録。「日本漫画代表作選集 第1巻・第6巻」(昭和55・56年刊)を再編集し復刊。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

おそ松くん 赤塚不二夫 著 9-22
漫画家残酷物語 永島慎二 著 23-62
チーコ つげ義春 著 63-80

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評価内訳

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紙の本

「僕」でしか表現できない漫画たち

2004/11/28 23:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 僕が生きる意味も死ぬということも実感できないままに、人生というやりきれない長さの前で呆然としていた頃、僕を慰撫してくれた漫画たち。この本はそんな昭和の漫画選集である。そして、僕の思い出であり、感傷でもある。本の帯に「漫画が、コミックでも、劇画でもなかった時代の瑞々しさと、明るさにみちた作品の数々!」とあるが、この本に収められた作品の多くが昭和三〇年代の終わりから昭和四〇年代にかけてのもので、ちょうど日本という国が貧しさから豊かさという幻想の時代を迎える頃(そして、それは僕の少年時代でもあったのだが)に発表されたものだ。この『地の巻』に収められた『おそ松くん』『鉄腕アトム』『あしたのジョー』…綺羅星のような「なつかしの漫画」たちは、あの頃の僕をどんなに楽しませ、勇気づけ、生きるということを教えてくれたことだろう。

 その中の一篇、永島慎二の『陽だまり』。永島の「漫画家残酷物語」という連作集に収録されていた作品で、この本の「なつかしの漫画」篇に再録されている。この漫画を読んだのはいくつの頃だったろうか。今いるところからほんの少しでもいいから違うところに行きたいと願っていた頃、としか云いようがない。そんな僕にとって、この漫画は、あの頃読んだどんな文学書よりも、生きるということを教えてくれた作品だった。漫画の中で「死なないでくださいね」なんていう台詞を読んだことはなかったし、黒目だけに誇張された主人公が流す一粒の涙で、僕は多くのことを理解したように感じた。あの時の僕は「僕」でしかなく、けっして「私」などではなかった。

 「僕」と「私」。同じ一人称でありながら、その表現しようとするものは微妙に違う。文芸評論家の斎藤美奈子は『物は言いよう』という作品の中で、「僕」という表現を「軽い甘えと幼さと感傷を含んだ」と揶揄しながら、「僕」という表現が文章に浮力を与えるとその効用もきっちり把握している。(『物は言いよう』225頁)永島の『陽だまり』に代表されるように、この本に収録された漫画たちの多くは今にして思えば、甘えであり、幼さであり、感傷である。しかし、当時の僕に浮力を与えてくれた作品群であるのは事実だ。

 だから、この本のことを訊ねられれば、やはり「僕」で始まる文章でしか表現できない本だとしか云いようがない。

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