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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 6件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2009/05/15
  • 出版社: 実業之日本社
  • レーベル: マンサンコミックス
  • サイズ:19cm/1冊(ページ付なし)
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-408-17185-2
コミック

紙の本

裁判員の女神 1 知らずに人を裁くのですか? (マンサンコミックス)

著者 かわすみ ひろし (画),毛利 甚八 (作),井垣 康弘 (監修)

裁判員の女神 1 知らずに人を裁くのですか? (マンサンコミックス)

税込 628 5pt

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

教育的でなく娯楽的に面白くできている

2018/08/08 18:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルとコンセプトからは教育的なものに思えたが、中身は娯楽的に考えても十分に面白いものであった。合議体の評議は外部の人には公開されないので、どんなことが行われているのかわからないが、本書のような形で進んでいるのだろうか。ただ単純な多数決ではないと思うのだが。

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紙の本

漫画的?制度いよいよスタート

2009/05/20 09:24

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ダブルディ - この投稿者のレビュー一覧を見る

裁判員制度が、始まれば、このオンライン書店においても
【書評フェア】で、取り上げられることだろう。
 そして、その裁判員制度に関する本は、きっとこちらの
想像する以上に、多く出版されていることだろう。
 そのような本は、裁判員制度は、どのような制度で、
何のために導入されたのか、どういった問題点が
あるのか等知るために必要である。
 裁判員制度について、さらに深く知り、
深く考えるためには、その制度を小説・映画そして
本作品のように、漫画等のエンタテイメント化することが、
効果的ではないだろうか。

 本作品のように、裁判員制度を漫画化したものとして、
「サマヨイザクラ」(双葉社)や「ジキルとハイドと裁判員」
(小学館)等を挙げることができる。
 その二作品と比較すると、本作品「裁判員の女神」は、
より現実的な作品である。
 本作品は、裁判官になりたての者を通して、裁判員制度とは
どういったものかということを描くという
漫画の普遍的な手法が、採られている。
 この1巻で取り上げられている事件に関しても
単純すぎず、複雑すぎず、現実の世界で起きている
残忍な事件よりもよっぽど現実的である。
 そして、被告人・被害者・被害者の遺族・裁判員・
裁判官が、実にしっかり描かれている。
 特に、裁判員6人のうちの特に1人を際立たせるための
それぞれのキャラクター設定と裁判官3人のうちの
本作品の主人公である勇樹美知子を際立たせるための
他の2人のキャラクター設定が、本当に見事。

 パッケージ的にもこの巻の最初の話と最後の話で、
主人公勇樹美知子が、釣りに立ち会うことになるところが、
漫画の文法を押さえていて、基本に忠実である。

 2巻以降は、裁判員制度の問題点や毒のあるストーリーが、
描かれることを大いに期待する。

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