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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2007.11
- 出版社: 実業之日本社
- レーベル: じっぴコンパクト新書
- サイズ:18cm/223p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-408-10720-2
紙の本
世界一楽しいタクトのクラシック音楽館 (じっぴコンパクト)
著者 好田 タクト (著)
クラシック音楽に興味を持ったのに、次の一歩がなかなか踏み出せない…。そんな経験、ありませんか? 難解な専門用語は一切なしで、作曲家や作品についてやさしくガイドしたとびきり...
世界一楽しいタクトのクラシック音楽館 (じっぴコンパクト)
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商品説明
クラシック音楽に興味を持ったのに、次の一歩がなかなか踏み出せない…。そんな経験、ありませんか? 難解な専門用語は一切なしで、作曲家や作品についてやさしくガイドしたとびきり愉快な音楽入門。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
世界一楽しいタクトのクラシック音楽館
2007/11/09 21:29
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いちえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
クラシックオンチの私も、今のクラシックブームに乗りたい!
でも、どうしたらいいの?
そんな時役に立つのが、この本である。
クラシックお笑い芸人の好田タクトさんが、クラシック界の巨匠といわれる作曲家や指揮者のエピソードや、作品から繰り広げられる興味深い話、
オペラの舞台の裏話から、クラシックコンサートでのハプニングなど...
笑いをちりばめながら、書いている。
初心者には、解りやすくて、肩の力を抜いて楽に読むことができる。ソフトな関西弁も、その一因かもしれない。
この本を読んでおけば、クラシックのCD売り場に行っても、クラシックコンサートに誘われても、オペラを観に行っても、柔軟に対応できそうである。 v
紙の本
世界一楽しいタクトのクラシック音楽館
2007/11/07 19:08
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:☆ゆうこりん☆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
楽しくて誰でもどのページからでも読める、クラシック入門書。
「クラシック音楽の世界」と「お笑いの世界」の融合を目指した著者の意図が自然に伝わってくる。
クライマックスは、「シベリウス」。客船で知り合ったフィンランド人がシベリウスゆかりの場所を案内してくれる。フィン人は、こんなにもシベリウスという人物と音楽、そして自国の自然を愛しているのだ。
クラシック音楽への豊富な知識と関西弁のハーモニーも絶妙。
紙の本
笑いと感動とクラシックへの愛情
2009/08/13 22:40
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:木の葉燃朗 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の好田タクトさんは、クラシック音楽の指揮者の形態模写をする芸人さん。そのタクトさんが抱いている「難しくて近寄り難いと思われているクラシックの世界と市井の人たちとの橋渡しをしたい」(p.2)という思いを元に、クラシックの魅力を紹介する本。
おそらく、登場する作曲家や楽曲について詳しく知らなくても、面白く読めるだろう。なぜなら、作曲家や楽曲にまつわるエピソードが中心になっているから。ドヴォルザークが鉄道マニアだったとか、マーラーはもてなかったから素晴らしい作品を残したのではないかとか、音楽の教科書ではまず出てこない話の数々。しかし、こうしたエピソードを読むと、名前しか知らない作曲家が身近に感じてくるのではないか。
また、タクトさん自身が経験した出来事も紹介されている。これが、自ら大道芸を披露して世界を旅していた間に、色々な場所に足を運び、自分の目で見て耳で聴いている。そうして出会えた物事・人なので、読んでいると非常に印象に残る。
例えば、スウェーデンからフィンランドへ向かう船の中で、相部屋になった男性とシベリウスの曲をきっかけに知り合い、フィンランド人がいかにシベリウスを愛しているかを知った話。ドイツでセルジュ・チェリビダッケの最後の演奏会を聴いた時の様子。大道芸の旅の途中、モチベーションを失った中で聴いたプラハの路上の歌姫。などなど。いずれも、著者自身が偶然出会ったからこそ、その時著者が感じたであろう気持ちが伝わってくる。