紙の本
知的生産のための読書法
2009/05/18 23:57
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
年間3千冊を読むという著者が編み出した読書法の本。
タイトルの「キラー・リーディング」とは「単なる速読や多読ではなく、情報のインプットから成果や結果というアウトプットを生むまでをシステマティックにマネジメントしていく究極の読書法」と謳う。これまでいくつか類書を読んだが、それらと共通する部分も多い。最近の私は読書法を学びたいというよりも、みんなどんな風に本を読んでいるのか興味がある、という部分が大きい。
著者は目的・ニーズや状況に合わせて、色々な読み方をしてビジネスに役立ている。著書も多い人だが、そのアイデアの源泉の一つが読書にあることは言うまでもない。アイデアを出し、アウトプットしていくのが目的の読書法だから、ビジネスパーソンはヒントを得ることが出来るだろう。
第5章の「インテリジェンスをゲットする3つの習慣」の一つに「考える習慣」というのがある。私の本の読み方にも共通していて、いつの間にか自分の習慣となり無意識にやっていることなので取り上げる。それは読みながら「それは違う」「自分はこう考える」「こんなアイデアはどうか」「こうしたらよかったのに」「ひらめいた」などと著者と対話し、自分でも色々考えることだ。読書法そのものよりも、工夫の仕方、ものの考え方などについて勉強になった。
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そんなに読めない!
が、本は全て読むものではないとは思った
ってか、社会人にならんと難しいねー
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たくさんの情報を必要とする、ビジネスパーソンにとっては、目からウロコ的な内容びっしりの、気づきの多い本だと思う。
本は1週間かけて読むな!
1時間ずつ3回読め!
まさに、その通りだろう。
欲しい情報が決まっている場合、1ページ目から読まず、
目次を見て、ここはというところだけを読むのも多読をしたい方には良い方法だと思う。
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大量の読書をこなしていくための手法。また単に読むだけでなく、そこから仕事に生かすアイデアや成果を生む知的生産を行うための読書法。
感想としては、フォトリーディングにとても近い手法だと思いました。右脳活性化という部分はありませんが。
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究極の読書術。いくら読んでも読むだけじゃだめ。そこには目的が必要。いいなと思ったことは実際に使ってみる。頭のいい人は徹底的に「調べる」。でも答えは書いてない。答えは自分で考えに考え抜いて出すもの。キラーワード、キラーフレーズは聞く人によって違うし、それを何とも感じない人もいる。やっぱり感性を磨いたり、いつも問題意識を持ってるってことが必要なのかも。2008/6/12
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年間3000冊読破するという驚異的な作者による読書法、キラーリーディング。本の読み方に関しては最近の他の速読多読系の本とあまり変わりはないなと思った。
ただし、実践的にビジネスに活かすために本を多読することが素晴らしいと思わせる熱気は感じた。
テクニックではなくその熱気に触れたい方はよむといいかも。
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最近は速読や読書法に関する本がはやっているらしい(多分)。本書もその部類です。
10月末に、秋田魁新報にamazonの元カリスマバイヤーの土井英司さんが特集されていて、推薦していたので、気になって買ってみました。 一緒に推薦されていた『レバレッジリーディング』にも共通する点が幾つか見られます。
「キラー」とは殺人者のことではなく、「ダントツの」「他を寄せつけない」という意味のことです。
著者は、本を3000冊も読むそうです(ひぇ〜、びっくり)。何でそんなに読めるかは、本書を読めばわかります。さて、その内容ですが、キーワードがカタカナだらけでちと読みづらいものの、言ってることは難しくありません。そして、これといってとっぴょうしもないことを言っているわけでもありません。読書を結構している人であれば、常識的なことが多いです。それは、『齋藤孝の速読塾』や『レバレッジ〜』とも共通しますが、
・全部読まない
・2割読んで8割理解する
・読んだ情報はそれだけで終わらせないで、アウトプッ トし自分のものにする
・本屋にはまめに行く
・本はどこでも持ち歩く
・本を読めない時間はない
などでしょうか。
それにしても、著者の中島さんは本当によく本を読んでらっしゃる。その証拠に本書の中にも、たっくさんの本が紹介されている。次々読みたくなってしまう。もう私の本は「ドッグイヤー」だらけですよ(笑)
さて、著者は「中島孝志のキーマンネットワーク」というブログを毎日更新しており、その中のコーナーで「通勤快読」というコーナーがある。色々な本が紹介されていますが、どれも読みたくなっちゃう(笑)
興味がある方は、そちらもご覧になっては如何?
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本を読むときに何を気をつけるかが重要。多読、速読、省読。
●調べる脳を考える脳にかえるには一人ブレスト。
●島田伸介の言葉
・70%の自信が日々勇気をくれ、30%の不安が努力を与えてくれる
・世の中にスーパーマンはいない。ただ、人よりほんの少しほんの少し勝てば世の中の勝者となる
●1週間かけて精読するより1時間を3回繰り返して同じ本を読んだほうがよい。(面、線、点)
●読むことと違い、書くという行為はテーマが必ず必要!テーマが明確だと情報も集めやすい。
●著者に反論しながら読む。(全てが正しいものではない)
●ブルガリアのザイガニーク博士によると、きりのいいところまで読むより、切が悪いところでやめた方が、前後の内容がつながりやすく、記憶しやすい。
●考える習慣、総括する習慣、メモる習慣が大事。
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年間3000冊…まずその数字が驚異的だ。
中島孝志さんの本は何冊か読ませて頂いているが、
その知識の源泉はこの量の読書と読み方にあったのか!
読んで考えてアウトプット。
しかも膨大に…。
見習いたい。
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● 「アイデアは記憶力だ。いろいろなものを記憶しておいて、どのタイミングで出すかがポイントだ」黒澤明
● わたしは目覚まし時計を使ったことがない。これは熟睡中の脳をバットでガツンと叩き起こすようなものだから体に良くない。脳にとっては大地震が起きているに等しいのだ。カーテンはしない主義だから春夏には自然光もたっぷり入って、いつの間にか、起きるモードにしてくれるのである。このように、自然に起きられる環境を作ってしまうことが早起きを習慣化するには効果的なのである。
● 敗くるも目的を達することあり。勝つも目的を達せざることあり。真正の勝利は目的の達不達に存す。
● 苦しきときの神頼みは、元来無理なる注文なり。
● 自啓自発せざる者は、教えたりとも実施すること能はず。
● 金の経済を知る人は多し。時の経済を知る人は稀なり。
● 「ビートルズの解散はコンサートをせずにスタジオ録音ばかりするようになったからです。1回こっきりのライブでは必ず誰かがミスをする。相手のミスを責めた次の日には、自分がミスをしたりする。つまり、お互いがお互いのミスを受け入れ、そして、それはつまり、相手の存在を受け入れることになります。特にライブは観客のノリでミスを乗り越えてしまうだけのエネルギー、勢いがあります。ところが、スタジオ・レコーディングだけになったとき、ミスしたらそのつど、録り直すようになります。録り直しができるから、いくらでもミスできるかといえば逆で、ミスがすべてを台なしにしてしまうのです。ミスが許されない状態ではミスをお互いに受け入れられなくなってしまうのです」鴻上尚史『生きのびるために笑う』
● 社会人のふだんの生活に著作権などない。どんどん真似たらいいのである。成功すればそれでよし。うまくいかなければ、それもまた貴重な経験になる。すべて情報だ。脳にフィードバックすれば、次の機会には必ず役に立つ。
● 一縁を笑うものは一縁に泣く
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多くの本は読むが、実際その内容をどこまで覚えているだろうか?
しかも本の内容を実践出来ている人はわずかではないでしょうか。
私も同じです。ですが、自分自身の大切な時間を使い本を読んでいる
のですから、何か一つでも自分自身の力に変えていきたいですよね。
このキラー・リーディングはビジネスマンにマスターして欲しい読書法
として紹介されています。速読でも多読でもない、1冊1冊をきっちり消化
し、個人が抱える仕事の問題を解決するヒントを必ず掴みとる為の読書
法がここに。これからビジネス書を読もうと思われる方、是非その前に
読んでみてはいかがでしょうか。
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本を読む=アウトプットにつなげる。
?考える=本との対話
?まとめる=知識によるひらめきを大切に仮説を立てて実行する
?メモを取る=上記をノートにメモ
待ち合わせは書店で =時間前に行こうとするし、待つことになっても大丈夫。
読む本は文字通り山積み、結局今読みたい本も後手に回ってしまう。
本でも、著者以外ほかのスタッフやゴースト、ほかの本のフレーズの寄せ集めは多い。
訳者は読者の代表
面(大体のページ)→線→点で必要なところを読む。
本の中の情報の優先順位をつけて、分けて読んでいく。
重要な部分はポストイット。
論文の決まり=序論で論文テーマの設定動機、どんな研究か、どういう研究方法で立証するのか、本論の構成は何か、各章にまとめたサマリー ここしか教授陣が読まないこともある。
要点シリーズを作るつもりで読む。
1日で50冊以上、にわか専門家になれる。
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1、「キラー・リーディング」のコツは、①速読(Skipping・Skimming)②多読③省読(Scanning)である
2、知的消費の読書から知的生産の読書へ
3、「まえがき」→「目次」→「あとがき」と読む
4、「スパーリング・リーディング」=著者に反論しながら読む
5、「ザイガーニク・リーディング」=読書の区切りは、時間でいい(ブルガリアの博士の名前)
6、思いついたら、読書をやめて、とりあえず「ミニ結論」まで考える
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|第1章 仕事脳をたちまち変える!キラー・リーディングの秘密
| (インテリジェンス×イマジネーション=キラー・リーディング
| キラー・リーディング(キラー・ワード×キラー・フレーズ)
| は仕事を一翻あげる ほか)
|第2章 「速読」×「多読」×「省読」でキラー・リーディングを完全にモノにする!
| (「本を読んでいる時間がない」は真実か?
| ナレッジを「インテリジェンス」にバージョンアップさせる ほか)
|第3章 芋づる式にアイデアがひらめく!キラー・リーディング
| (参考図書をチェックしても、新しいアイデアなど生まれるわけがない!
| アイデアは「異質×異質」の化学反応から生まれる ほか)
|第4章 どんどん情報が得られる!キラー・リーディング
| (「ザイガニーク・リーディング」で早朝の1時間を読書タイムに充てる
| 出かけるときは、本を忘れずに! ほか)
|第5章 3000冊をとことん消化しつくす!キラー・リーディング
| (年間3000冊読破、20冊執筆、50冊プロデュースするわたしの方法
| インテリジェンスをゲットする3つの習慣―1考える習慣、2まとめる習慣、
| 3メモる習慣 ほか)
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いま流行りの「読書術本」。
内容的には、簡単にできるテクニック集といったところ。
何点か参考になるところはあったが、「キラー」という感じではない。
あと、至るところに挿入される著者の仕事自慢が少々ジャマ。
その分、中身を充実させて欲しかった。