紙の本
なるべくして宮崎県知事になった人
2009/02/11 22:34
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る
芸人学生 そのまんま東 実業之日本社
良書です。いろいろなことを考えました。パワフルでエネルギッシュな作者に驚く、志を達成することは本人のやる気があれば可能である、自分の死までの期間をカウントする、奥さんとこどもさんの苦労が偲(しの)ばれる、彼は本来の自分が居るべき場所に戻った、タレントだったことや事件に巻き込まれたことで変なイメージで見られるのはかわいそう。彼は今もなお発展途上にある。共感は強まる。
最初の4ページを読んだだけで圧倒される。人間とは思えない。マシーンだ。彼の寿命は今後どうなるのかと危惧する。私も49歳になって、あと何年生きられるかと勘定するようになった。それまでに何をしておけばいいのか、しておくべきなのか、悶々(もんもん)としている。作者が爆発する前と同じだ。
73ページの学習塾でのひきこもりのこどもとの話には微笑んでしまう。ピンチをチャンスに変える。何かを得る為に何かを失う。作者の言動についていけない面もある。彼だからできたこと。彼にしかできなかったことだ。彼はタレントという中間職業を経なければ宮崎県庁職員になっていたと思う。人はオギャーと生まれた瞬間に、神様によっておおかたのゴールが決まっていると感じた。
紙の本
リアルタイムに読みたかった
2021/08/31 22:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会人になって、再度進学された時のことを書いてあります。
若い頃より、今の方が速く走れる!
私も、チャレンジして、フルマラソンを完走できたから、そこの努力できる、結果が出ることは、実感として、わかりました。
働きながら、受験勉強がここ迄できることに、素晴らしいと思う事でした。大学で学ぶ事を実践されたことも素晴らしいです。
私も再度進学したい希望があります。
勇気をもらう本でした。
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以下は線を引っ張ったところです。
・生活レベルの価値観は、人間にとって基底的な部分だからそこが変われば、ものの見方や感じ方、生きる姿勢、他人への思いやり・・・といったあらゆることが変化していくだろう。
・朝日新聞の社説を必ず読む
・教授が黒板に書いた文字は、大学ノートを開いた右側のページの漏らさず書き写す。因果関係や前後のつながりも補う。左ページには教授が口にした印象的な言葉や気に入ったフレーズ、雑談、疑問点をメモする。
・倫理規範というものは、自分自身に向けられるもので自分が生きるうえで明確な物差しを持てばいいのであってそれを他人に向かって声高に叫ぶべきものではない。
・クラスに友達がいないと、講義やレポート情報に疎くなってしまう
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このタイミングで読んでよかった!!!
頭がいい、一流大学・企業の人が書いた本より、オレのなかでは心に響く!!!
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話題を一心に集める東国原宮崎県知事が、例の事件から早稲田大学院で地方自治を学ぶ過程を書いた本。生半可でない真摯に学ぶ姿勢に感銘した。自分も再度大学に入学して真剣に勉強をしたいという気持ちになった。
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4/2
変わるためには四十代でも遅くない、
つまり今ならいくらでも変わる事が出来ると勇気付けられた本。
不祥事が転じて人生を再構築し知事にまでなってしまうそのまんま東の情熱はすごい。
一年後読み返して自分の一年を振り返りたい本です。
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芸人から県知事へ。
なるべくしてなったのかなと思わせる、中身の濃い人生を送っているなと思わせるすごい人だと思った、そのまんま東。
20年かけて築き上げた価値観を壊し、また20年かけて再構築する。っていうのはおもしろい発想だと思う。
学ぶという行為は年月を経て再び向かい合ったとき、何が変わっているのかと想像するのが楽しみ。
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言わずと知れた,宮崎県知事の東国原英夫氏の知事就任前の著書です。
ある事件の謹慎生活をきっかけに一念発起。過酷な受験勉強や大学生活を乗り越え,新しいことへどんどんチャレンジする前向きな姿勢に感銘を受けました。
人間はその気になれば,何歳になっても・どんなものにでも挑戦できることを見事に証明されています。とっても勇気づけられる著書です。
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出身大学でいえば、曲りなりとも、自分はこの方の先輩だぁ!!
・・けれど、人生においては偉大なる先輩。
実体験を通して語られる一つ一つにとっても、シビれる。
巷に、自己啓発本が溢れているが
それは裏を返すと
頭では分かっても実践ができない人がいるから
売れるわけで・・。
・三つ子の魂百まで
・人間、性根は変わらない
とはよく言ったもので、自分のことを振り返っても実感。
(あ、胸がチクリとイタイ。。)
しかし、
・生活習慣を変えること
・自分革命
「いやいや、人って、やろうと思えばできるんだよ!」
と実践を通して、人生の先輩が
自分の肩をそっと押してくれているような気持ちに。
リアルタイムを生きる方の伝記っていう感じがして
とっても大事な一冊です。
ほんと、勇気をもらってます。
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人が勉強している姿が好きなのです、どうしても。
特に著者の勉強に対するスタンス、やり方、熱意の度合いが
生理的にとても好き。
益々勉強したくなりました。
ともかく頭がいい人なのです。
プラス人生の酸いも甘いも体で知ってきた人でもあります。
政治家として将来どう化けていくか、とても楽しみです。
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これは東さんが知事になられる前に書かれた本です。
サイバーエージェントの藤田さんの本と感じが似ています。
いわゆるサクセスストーリー的な内容で読みやすい。
売れなくなった頃から学生を目指し早稲田大学社会人枠に合格し、
家族との時間の作り方や東さん本人の生活の内容書かれています。
一転集中型ではないけれど目標に対してまっすぐな東さんの
気持ちがぎっしりでした。勇気がもらえる類の本です。
続編がでてるんですけどまだ読んでません。 ヤマ
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著者の向上心の高さに驚いた。また、「凡人の自分は人の2倍3倍努力する」「ある規律に則った生活を営み、思想的にも確固としたゆるぎないものをもち、自分自身を秩序化する」「死の恐怖と向き合うために走る」など共感できる点が多くあった。
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タレントから一転して、早稲田大学入学、そして
県知事となり、ついに東京都知事選にまで
立候補した東国原氏の著書。
(残念ながら落選してしまいましたが。)
この本は県知事以前に書かれたものです。
お笑いタレントとしてすでにある程度の地位を
確立していた彼ですが、ある不祥事から自分自身
の価値観が歪んでいたことに気付きます。
不祥事での謹慎中、真剣に自分の人生や価値観を見直
し、その後大学で勉強しなおすことを決意。
大学生として、勉強をがんばる傍ら、タレント、マラソンランナー、
東国原家の父親としても奮闘する様子がかかれています。
結構昔に読んだ本だったんですが、部屋の掃除を
してて再度読み直していてハマりました。
自分の価値観や考え方が特殊だ、っていうのは
普通に暮らしているとあまり感じないですね。
ただなんらかのきっかけで自分の価値観や考えが
偏ってる、ってことに気付くこともあります。
(彼の場合は不祥事だったわけですが。)
本気で考えると、
「自分はなぜこういう風に考えるのか?」
「他にはどんなものの見方があるのか?」
という問いにいきつきます。
自分の価値観を見直して物事をいろいろな角度からみる方法の
一つが勉強だ、というのが彼の結論でしょうか。
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40代で、自身の転機となった自叙伝です。
私自身も今、40前にして、これからの人生について
探究しているので、参考になりました。
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■コツコツ・・東国原知事のキーワード
「藝人学生・僕が学びつづける理由」
(そのまんま東著・実業之日本社刊・263頁)から。
知事になった時、巷では無党派層の支持を集め、泡沫候補が
「勢い」に乗って当選したように騒がれていた。
しかし私は、そんなに選挙は甘くない、と考えていたので、
彼の生き様が知りたくて知りたくて仕方なかった。
そこで、タイミング良く本屋でこの書籍を見つけた時は、
即座に手にとり読みふけった。
私に読んで欲しい・・と訴えているように輝いていたから。
もちろん、メモは溢れた。
ひとつひとつは、タイミングを見つけて紹介していくが、
何度となく文中に登場する言葉が「コツコツ」だった。
「コツコツ身につけていくことの面白さ」
「コツコツやりつづけられるかどうか」
「コツコツ何かを積み上げていく」・・・
彼は見た目とは裏腹に「地道にコツコツ」が似合っていた。
そのコツコツが、宮崎県知事になった本当の理由だと感じた。
女性問題ばかり取り上げる議員は、この本を読んでみるといい。
自分の質問が、いかに愚問かわかるはずだから。